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#3前半戦終了。M点灯&首位ターン

7月24日、はやくもシーズンが半分終わった。スワローズは、56勝34敗1分でM41を再点灯させ、後半戦を迎えることとなった。前半戦最後にして今季初のベストメンバーが揃い踏み。4発の燕の花火が打ち上がり快勝した。

1(8)塩見
2(7)山崎
3(4)山田
4(5)村上
5(9)サンタナ
6(2)中村
7(3)オスナ
8(6)長岡
9(1)サイスニード

実感した。強い。7月は新型コロナの感染爆発により、勢いが落ちたが間違いなく去年よりも強いと感じる。史上最速のマジック点灯、プロ野球記録に14カード連続勝ち越しとその強さを結果で表した。2位とは最大13.5ゲーム、最大貯金28と本当に“ヤクルトスワローズ”なのかと何度も疑った。今年ほどプロ野球が楽しいと感じる年は初めてだ。

そんな私が独断と偏見で前半戦のMVPと鍵となった試合を発表したいと思う。

MVPは「長岡秀樹」を挙げる。2019年ドラフト5位、八千代松蔭高校卒の3年目。村上の新型コロナ感染による代替選手として浦添キャンプにギリギリ参加できた身であった。実際にキャンプで見た際は、サードやセカンドを主に守っており、ショートでの活躍は全く考えていなかった。この当時は、首脳陣も同じ考えであったであろう。西浦の不振、元山の離脱と去年のショートが軒並みいなくなったことも運の良さだろう。その結果、開幕戦のスタメンショートである。わからないものだ。開幕戦では、いきなり4安打もエラーを記録してしまった。その後も安定的にヒットを積み重ねるも打率は一時.220代まで低下していた。正直、そろそろスタメン落ちも覚悟していたが、その壁を乗り越え、打率.257、7本と十分な成績を残した。コロナの離脱により、全試合出場は叶わなかったが、オールスターにも初出場。開幕前に誰の予想しない結果となった。長岡という新戦力が去年より打線の厚みを増す結果になった1つの要因であると考える。

浦添キャンプでサードを守る長岡(右)

次に鍵となった試合である。3月25日開幕戦、京セラでの阪神戦である。4回終了時で7点差。勝利への希望は正直なかった。BARで観戦していたのだが、すでに翌日の試合について会話していた。そんな中、長岡がタイムリー&濱田の代打ホームランとヤングスワローズの活躍にワクワクしてその時点で試合はすて、若手の活躍を喜ぶ方にシフトチェンジしていた。そんな8回、サンタナのホームラン、またまたヤングな内山にタイムリー、塩見も続き1点差とまさかまさかの展開。ヤクルト側はオセオセムード、阪神側は追い上げからくる恐怖や新守護神ケラーの急な初登板に対する不安で流れは完全にヤクルトだったことは間違いない。そして山田のソロ、サンタナの今日2本目の2ランでまさかの大逆転勝利。この勢いのまま、このカードは3連勝を達成。逆に阪神は開幕9連敗と完全にシーズン序盤の雰囲気を決めた試合であった。

後半戦開幕も阪神戦。あんな大負けしていたのに現在2位とやはり不気味なチーム。後半戦も楽しみだ。

やっぱりプロ野球は楽しい。。。

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