こどもとの遊びから学ぶこと

3歳になった息子とあそぶ時間がおおくなってきた

以前はおかあさんにべったり
お父さんの出番はもう少しおおきくなってからかな〜なんて話をしていたのはいつのことだろうか

遊ぶといっても何か特別なことをしているわけではない
こどもが何をしたいか考える
したいことをできる場所を思いだす
その場所に行ってあそぶ

近くの公園だったり図書館だったり

小さい頃はどんなところで、どんな遊びをしていたかな、
なんて振り返ることもある

先日は森林公園に遊びにいった
天気もよく芝生が気持ちよかった
夜中にふった雨が芝生を潤し 水滴が足に触れ気持ちがよい

すごく園内も整備されていて きれいになったなという印象

子ども向けの遊具も増えていた
水辺が整備されていて、水あそびもできるようになっている

ものを目の前にしたとき、ふと思い出すことがある
たこさんの形をした遊具があった
あ、この遊具で遊んでたな!
あれ、塗り直されて派手な色になっている
思い出のなかのたこさんの遊具は、もっと本物のタコみたいな色だったような、もっとくすんだ色をしていたような
たまたま来ていた他の家族の方も小さい頃この遊具で遊んでいたと、なぜか思い出話みたいに

すべってみると、硬くていたいがスリルがある
のぼったり、いろんな遊びをしていたんだろうな

子どもが遊具で遊ぶより、他の子と一緒に遊んでいる時がやっぱり楽しそう
気のあう友達とすぐになかよくなったり、独自の遊びをはじめるのはみていてほほえましい
おにごっこなにかなんなのか よくわからない遊びや踊りをしていても楽しそうにしていることはいいことだ

公園の立て看板には 注意書きがかいてある しないでねということがたくさん書いてある 
それを息子が「なんてかいてあるの?」って聞かれるとまじめに書いてあることを読んでしまっていた。
まだ早かったな「すべりだいは のぼらないでね」みたいな内容

子どもっていうのはじぶんたちで遊びを生み出す
生み出した遊びには夢中になる
本来の遊具の使い方とはちがう部分もでてくる
人と人 子ども同士で決めること
そこにまわりの大人の介入は最低限でいいと思う
よっぽど命に関わるような危ないことをしている場合をのぞき

ちょうど遊具を点検している業者の方がいらっしゃった
遊具もメンテナンスが必要で、お金がかかっているんだな
掘ってちゃんと固定されているか、石が落ちていないか、鉄が錆びたり異常がないかなど、
こんな風にして点検するんだな、と
息子は道具などで遊具をみたり調整したりしているのを「すごい」と感じていたようだ

こどもが遊具であそんでいると 大人の手はかからない
子どもだけの時間
子どもたちで遊びを生み出せること、そこにあるものでいろんな遊びができることにつながっていくといいなと感じた

お花を集めて お店やさんごっこがはじまった
人にお花をプレゼントする
お互いに嬉しくなる
あげる方も 貰う方も

入ったり出たり こどもの大きさの入り口ってやっぱり好きなんだな

おもしろいなー
子どもが小さいこにダメダメ言っているのを見ると
大人が子どもにダメダメ言っているのを見てまねしているのかな、と
苦笑い

身近な自然をいかして遊ぶことができるようになるには
いっしょにいる大人の遊び方の影響もあるんだろうな

遊具っていうのは ある程度遊び方が限られている部分もある
その中で新たな遊びを生み出すことができた
できたこと いいところを見ながら また前に進んでいったらいい

小さいころ 遊んでいた たこさんの遊具
小さいと感じるほど、私自身の体は大きくなっているんだな
子どもにとっては まだまだ大きすぎて怖いと思う部分もあるよう

なんだか不思議な気持ちになったが おなじ遊具であそぶことができたことはなんだか嬉しい気持ちだな 
ありがとう

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