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感謝を忘れず、再スタート

好きなことを毎日続けられていても、サボりたい日もあるし、気持ちが乗らない日もあるし、体調が万全じゃない日もある。常に最高の状態を維持できたら一番いいけど、それは難しいのが現状です。

だけどその度に楽な方に逃げていたら目標には届かずに終わってしまう。

全力という言葉のある通り、全ての力を出し切るには日頃の練習から習慣化することが大切です。いきなり本番で頑張ろうと思ってもなかなかできません。

たった1歩、たった1メートルの少しの妥協が、数ヶ月後のワンプレーに繋がる。そしてそのワンプレーで勝敗が決まる。それを僕たちはこのインターハイで経験しました。

この負けを意味のあるものにするために、選手権で勝つ力をつけるしかありません。勝ち上がったチームはより強い相手と試合してレベルアップしてるはずです。負けた僕たちはそれ以上に力をつけて、選手権では圧倒してやります。

ここからが再スタートです!

最後に笑うのはしっかりと努力を積み重ねた方でで、最後に泣くのは自分は努力したと勘違いしている方。準備期間でしっかり積み重ねて、ベストな状態で選手権に臨めるようにします。

そして、スタートの笛を吹く前にこれまで僕が与えられていた環境であったり、物であったり、恩であったり、出会いであったり、とにかくたくさんのもの、感謝すべきものを思い返して、しっかり初心に戻ってからスタートしたいと思います。


あと1年でサッカーをやめると覚悟決めてから、もう半年が経ちました。4ヶ月後には最後の大会も始まります。僕のサッカー人生も遂にラストスパート。少しだけ今までの感謝を振り返りたいと思います。

15年。

物心つく前にはもうボールを触っていて、サッカーと一緒に成長してきたような人生です。ここまで続けられたのは、紛れもなく周りの人たちのおかげです。

家族や友達、チームメイトやコーチ、小中高の先生方。今までたくさんの人と出会って、その出会いの全てが僕にとってかけがえのないものであり、サッカーをしていたから繋がれた大切な縁です。

小学生で「諦めないこと」を学び、中学生で「サッカーの本当の楽しさ」を知り、そして今、高校生になってやっと「サッカーのありがたさ」に気付けました。

なんでサッカー始めたのか、理由なんてとっくに忘れました。気がついたら毎日ボールを蹴っていました。

何十足ものスパイクを履き潰して、何回もボールを買い替えて、小学生の頃は台風の中大雨の日もずぶ濡れになりながら練習していたのを思い出します。

遠征にかかる費用や、ユニホームや練習着、スパイクやプロテイン、鞄やバス代や部費、いったいいくらお金をかけて貰ったか分かりません。

きっとこのお金でもっとお洒落な服も買えただろうし、美味しいご飯も食べられたはずです。それを我慢してまでも僕の好きなことをやらせてくれて、応援してくれて、サポートまでしてくれる。

本当に偉大です。

感謝を忘れてはいけないと思います。感謝できない人間に、サッカーをやる資格はない。

こんなに長く続けられたサッカー、プロにはなれなかったけど僕にとってこの時間は貴重な財産です。

それと同時に、僕にはもう時間が残されていません。今まで与えられた恩を返せるチャンスはあと一回です。

お世話になった人を全国に連れていきたい。

それが僕にできる精一杯の恩返しだと思っています。何としてでも必ず成し遂げてみせます。


応援はもう入りません。自分の手で全国への切符を掴み取ります。

僕のサッカー人生にもついに終わりが近づいてきたことを今ようやく実感しています。15年間の集大成です。

ここから始めます!


全国!








PS インターハイ、三田学園が優勝しました。

僕のことを応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周と起業するための費用にさせて頂きます。 これからもどうぞよろしくお願いします!!