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世界一周22日目 タイ最大のスラム「クロントイスラム」に行った話

5月12日

今日はタイ最大のスラムと呼ばれる「クロントイスラム」というところに行って子供たちとサッカーをして来ました。

クロントイスラムには8〜10万人もの人が住んでいるみたいです。
タイは全体の上位1%の富裕層が国全体の60%以上の富を持っているらしく、バンコク内だけでも貧富の差が激しいです。


実際に子供達にサッカー教えてくれているコーチも無料でスクールをやっていて、場所も路上バスケットコートみたいなところにゴールを置いてサッカーをしているので滑るし危ないです。

どこかからの支援でマーカーやフットサルボールはあったんですがサッカーボールは一つも見当たりませんでした。

一番下の子で6歳、一番上の子で14歳。
高校生も1人もいなくて、理由を尋ねると「高校に行ける子はほとんどいないのでみんな働いている。」と言っていました。
今必死に練習をしている子供達も数年後には今の高校生と同じ道を辿る子がほとんどだと思います。

サッカーのレベルも高くて上手な子もたくさんいました。それでもその子たちがプロを目指したり、高校でもプレーを続けたりできない可能性の方が高くて、毎回のことながら本当に悔しく思います。

純粋な目で一緒懸命練習に取り組む姿勢に彼らの額に光る汗に、全ての感情が詰まっていると思いました。

「この差はなんなんだ」という問いが頭の中をずっと縛り付けています。

MY FOOTBALL KIT は本当に大人気でみんな「ほしいほしい」と大変でした(笑)
組み立てから最後リフティングまでめちゃめちゃ楽しそうで、その笑顔に何度も幸せな気持ちになります。


僕が世界一周を始めた理由は、
・貧困のリアルをこの目で見て自分になにができるかを考える。
・お世話になったサッカーを通じて子供たちに少しでも成長のきっかけを与えたい。
というふたつの観点からでしたが、

本当は僕が子供たちにきっかけをもらっている側でした。このMY FOOTBALLが、僕にいろいろな出会いをもたらしてくれています。

サッカーって素晴らしい。
こんな形の良さもあるんだなって、もっとサッカーが好きになりました。
『人』が好きになりました。


子供達との交流が終わったら急いで次の場所へ。次なるミッションは「致知勉強会」への飛び入り参加です!

テーマは「不惜身命・担借身命」

不惜身命とは、超簡潔にいうと『命を惜しまず身命を捧げ努力すること』という意味で、

担借身命はその逆、『命を大切にする』という意味です。(超簡単に言うと!)

僕が今回読ませてもらった記事は

この3つで、特にシャトレーゼの斉藤寛さんの記事を記事の一文「追い詰められないと知恵はでない」というのが印象に残ったので、発表しました。

「頑張ればそれでいいやという考えでは成長はできないし、賢いだけではきつい困難を乗り越えることもできない。どちらか1つではなく、不惜身命と担借身命のどちらも必要なんだなと思いました。」(以下省略)

経営者の皆さんの前で自分の意見を言うのは緊張して途中自分がなにを言っているのか分からなくなりましたが、思っていることは伝えられたかなと思います。

自分の気づきだけでなく他の人のお話しも聞けるため、自分とは違った視点で物事の捉え方や疑問点が生まれてとても学びのある時間になりました。

自分の意見を全て言い終わった後、若干18歳というラッキーパンチもありますが、皆さんから称賛のお言葉を頂きました。お食事にもお誘い頂いて、勉強会の後に美味しいご飯をご馳走になりました。

今日もまた新しい学びと出会いがあり、この出会いを産んでくれたのもまた別の出会いがきっかけだったりします。

海外は怖い。海外は危ない。だけではなくて、海外は捨てたもんじゃない。ということを伝えていけたらなと思います。

今日も一日ありがとうございました😊

僕のことを応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周と起業するための費用にさせて頂きます。 これからもどうぞよろしくお願いします!!