問題:目方で男が売れるなら、とは?
問題
解答解説
仲塚さんと櫂惺
先日、仲塚さんと櫂惺に会った。僕が人を誘うことは殆どないから、久しぶりに人間らしい週末を過ごすことができた。
なぜだろう。
「始められる」
と感じた。
彼女らと会って。
奥出先生から紹介していただいた量子力学者、ボームの著作を思い起こす。
人と会うと、なぜか、始められる。
市川和臣さん
次の日、読書会でご一緒している市川さんと会った。リアルでは初めてだ。
「プラグマティズムの定義する『真実』、センセーションとリレーションについて考えているんです」
センセーションは、やる気や天啓、自分でも分からない不思議な感覚。リレーションは人間関係を意味する。
ドラッカー学会で発表させていただいた「プラグマティズム」についてである。
「学会発表は違っていたんです」
「プラグマティズムは真実の上位概念として現実を考えます」
「現実から法則が作られます」
「法則から現実が作られるわけではないですから、現実が真実の上位概念なんです」
「真実ではなく、プラグマティズムは現実をセンセーションとリレーションだと定義している」
「それが正確なんです」
市川さんが応える。
「通常、現実の上位概念として真実や法則を考えるわけですが、違うんですね」
因果の積み重ねでセンセーションは得られない。それから人と人との出会いを促す縁起の話になった。
「縁起からもたらされるものが、センセーションと考えてはどうですか」
そう市川さんが言った。
「なるほど」
「センセーションには飛躍や断絶が必要です」
「縁起は飛躍を引き起こしますしね」
市川さんが問いかけた。
「縁起を引き起こす文体ってありますかね」
「う~ん」
「数理処理を使わなかったり、アカデミックじゃないと批判されるドラッカーは、縁起を引き起こす文体を狙っていたのかもしれません」
「物語や詩、哲学、音楽も縁起的ですね」
「体を使うデザイン思考もその流れです」
また元気になった。
人と会うと、なぜか始められる。
魚市場
昨日、魚市場に寄った。
市場は縁起的だ。近代が忘れてきた「人間」がいる。
鈴木大拙は、知性こそが諸悪の根源だと言う。知性がもたらす欲望には際限がない。
大拙が否定した知性は合理性だ。
人とは、愛すべき非合理かもしれない。
そう思った。
魚市場のブリコラージュ的な様相は合理的ではない。威勢のいい売り子やヤンチャな若者。彼らを見ていると、どういうわけか元気になる。
愛すべき非合理。おかげで、もう一度人と会いたくなる。
愛すべき非合理。
どのようなものか分からないが、それが私自身かもしれない。
お読みくださいまして、誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです😃
起業家研究所・学習塾omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)
下のリンクで拙著、『人は幽霊を信じられるか、信じられないかで決まる』の前書きを全文公開させていただきました。是非ぜひお読みくださいませm(_ _)m
どん底からの逆転劇を描いた『逆転人生』。4名の起業家と一緒に上梓いたしました。
5名分、下のリンクより少しづつ公開させていただきます。
是非お読みくださいませ(^○^)
下が処女作ですm(_ _)m
起業家はトラウマに陥りやすい人種です。
ですが、トラウマから立ち上がるとき、自らがせねばならない仕事に目覚め、それを種に起業します。
起業論の専門用語でエピファニーと呼ばれるもの。エピファニーの起こし方を、14歳にも分かるよう詳述させて頂きました。
書籍紹介動画ですm(_ _)m
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