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ハーバード・ライティング・センターで教える博士論文の書き方

尊敬する奥出直人先生より、ハーバードで使われている博論執筆についての本を教えていただいた。なんとも破天荒なやり方だ。

形だけ整っていて、内容のない博士論文を書く手順について聞いていただきたいです。

1、まずテーマを選びます。

何かのリストから選ぶのかもしれませんし、先生に言われたものかもしれませんし、図書館の棚を見て選ぶのかもしれません。

2、次にテーマを調査します。
3、調査したテーマの内容を考えます。

4、次に論文のアウトラインを作ります。
5、1章1節から書き始め、肉付けをします。各段落のトピックセンテンスを確認し進めます。

6、最後まで書いたら、一日休ませます(まるでパン生地のように)。
7、文法、スペリング、および誤字脱字をチェックし、完了します。

著者は、これでは全くダメだと言う。ならばどうしたら内容のある論文を書けるのか。

「ウィリアム・G・ペリー・ジュニアが述べたように、『はじめ、めちゃくちゃにする。その後、片付ける』というやり方がいいでしょう。すなわち、、、書き方など何も決まってはいないのです」

「ローマ数字のアウトラインや、各段落に美しいトピック文を用意する必要もありません。どこへ向かっているのかすら明確でないかもしれません」

「ジェットコースターで落下しているような不安に陥らないために、これまでとは別の戦略が必要です。ここを乗り越えるためには、いくつかの行動原則、良い習慣、そして毎日めちゃくちゃな文章を書く『計画』が必要です」

「最初の目標は、めちゃくちゃにすることにあります」

・思いつくことを何でも書き出します。
・話題に沿っているかどうかを全く気にしないでください。
・論理的につながっているかどうかも心配しないで、ただめちゃくちゃに、書きたいことを書いてください。

・泥だんごを作るようにテーマと遊び、細かいことを気にしないように。間違ったスペルが出てくれば自然に任せそのままに。

「基準をまったく忘れることです(不定詞や三単現のsについても同様!)」

「なぜ人は書くことが難しいのか。ライティングをブロックしてしまうものは何か」

「ライティング・ブロックは、書くときの泥遊びに慣れていないため起こると思うのです」

「きれいに整然と書かねばならない。そんな思い込みが起こすのだと」

・・・なんというか、エフェクチュエーションの参考になった❣️

お読みくださいまして、誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです😃

起業家研究所・学習塾omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)

下のリンクで拙著『人は幽霊を信じられるか、信じられないかで決まる』の前書きを全文公開させていただきました。

あなたの墓標には何を刻みたいですか。
「死」があなたを目覚めさせる。

そんなテーマです。是非ぜひお読みくださいませm(_ _)m


どん底からの復活を描いた書籍『逆転人生』。

彼は中学の時からの親友で、中二の時に俺が陸上部全員から無視された時「もう松井を無視するのはやめた」と、皆の前で庇ってくれた恩人である。

5名の仲間の分も、下のリンクより少しづつ公開させていただきます。
是非ご覧ください(^○^)


こちらが処女作です。

トラウマを力に変える起業論。

起業家はトラウマに陥りやすい人種です。トラウマから立ち上がるとき、自らがせねばならない仕事に目覚め、それを種に起業します。

起業論の専門用語でエピファニーと呼ばれるもの。エピファニーの起こし方を、14歳にも分かるよう詳述させて頂きました。

書籍紹介動画ですm(_ _)m

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