バフェット・メソッド Vol.2
副業、起業、投資、老後問題、戦争による株価急落、コロナによる閉鎖的な経済・・・とお金の関心が深まる中、お金の考え方がより深まればと思い執筆します。
まずは億万長者のウォーレン・バフェットの考えかたを伝えたい。
①―擢千金に取り憑かれる人
資産運用の世界に足を踏み入れて比較的早い時期に、バフェットが気づいたこと。そうそれはインターネットを使うデイトレーダーであれ、何百億ドルもの資金を預かる投資信託のファンドマネジャーであれ、株式投資家の95%は一夜にして大儲けすることしか頭にないということ。日先では長期投資の重要性を強調する人たちも、実際の行動は目先の利益迫求に終始していることがわかる。投資家の知的レベルがどんなに高くても、こと株式投資になると話は別。
プロの投信マネジャーもインターネット・デイトレーダーも、日先の値上がり益狙いの投資ゲームに終始している。それは株式市場の性である。
「悪材料現象」は株式市場の普遍的な特性のひとつである。投資家とは悪しき材料で売るものなのだ。
「消費者独占力」の強い企業は悪材料で売り込まれても、そこから立ち直れるだけの強いバイタリティを持っている。消費者独占力の強い企業こそがバフェットの富の源泉である、
ここから先は
470字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?