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姫路選手権1500m

こんにちは!
今回は先週出場した姫路選手権1500mについて、過程も含めて書いていこうと思います。

復帰戦後の状態

7月に出場した復帰戦以降も故障なく順調に練習を積むことができました。ただ、連日の猛暑日の影響でタイム設定どおりに走れない時期もあり、8月中旬に創価大学でスクーリング授業を受けに行った期間も授業の関係や環境的に練習時間や場所を取りずらく、ポイント練習の量が十分ではないなど多少の懸念点はありました。それでも暑い中、追い込んだ練習は継続してできていましたし、調整期間の動きもそこまで悪くなかったので自信を持って試合に臨みました。

久しぶりの予選、そして決勝

今回出場した姫路選手権では予選決勝があり、高校時代はまともな調整練習をしたことがなかったので、しっかりと調整して臨む試合としての予選決勝は中学生時以来でした。予選は4組2位4′05″43と着順狙いでしたので、比較的抑え目で走りました。序盤に集団を引き離すため久しぶりに先頭を走ったので動きはあまり良くなかったですが、できる限り省エネで決勝に駒を進めることができたと思います。

決勝は15:10スタートと気温が高い時間帯だったので、予想通りのスローペースな展開になりました。それでも1000m辺りからペースが徐々に上がり始め、残り300mから一気にラストスパート合戦に。周りを囲まれる前にすぐさま外から抜け出し、残り200m時点で3位に浮上。果たして結果は…

2位表彰台達成!!

4′00″40で2位!表彰台に上ることができました!
ラスト100mで前の2位だった選手と競り合いになり、残り50mで抜いて競り合いを制することができました。ラップタイムは64‐67‐65‐42と3周目までスローな展開でしたが、前回の反省点だったラスト300mを改善できた上に、表彰台に上がることができたので満足できる結果だと思います。

自信から確信へ

今回の結果から改めて自分が行っている練習方法は間違っていなかったと証明することができました。前回の復帰戦でいきなり1500m4分切りを達成し、自信を持つことはできていましたが、選手権などのタイムではなく勝負に特化したレースになると勝ち切ることができるがどうかは未知数で、実際今回のようなラスト300mまでスローペースで一気に最後上がるようなレースに苦手意識を持っていました。それが練習のやり方1つ変えるだけで苦手な展開に対応できるようになり、自分の思い通りにレースを動かしやすくなったことに対して正直僕自身が一番驚いています。

この時の松坂選手と同じ心境です

現在、陸上部や駅伝部、ランニングクラブに所属し、練習してもタイムは一向に伸びず、すぐに故障をしてしまう選手はたくさんいると思います。しかし、悲しいかな日本長距離界ではほとんどの場合、特に強豪校において監督やコーチに「フォームが悪いからだ!」や「私生活がだらしない!」など選手だけの責任として押し付けられるパターンがほとんどです。もちろん寝不足や食生活が悪いのは論外ですが、責任を押し付けられるような状況が続くと、どんどん自分自身を追い込んでしまい、最後には心身ともにボロボロな状態へと追いやられてしまいます。もし、結果や故障に対して悩んでいるなら、自分自身を否定せず、練習方法や環境、指導者などの外的要因にも目を向け、冷静に対処してほしいなと思います。

おわりに

今回はこの辺で終わりにしようと思います。
最後は若干話が脱線しかけましたが、レースを振り返って、本当に良い経験ができたと改めて感じました。
次のレースは10/1の秋季記録会1500mなので、故障なく練習をしっかり積んでいこうと思います。

次回は「阪神タイガース優勝の要因」です。
乞うご期待ください!

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