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進路はこっちだった

人生で一度だけ「進路はこっちだった」と思ったことがあります。
新卒でゼネコンに入社して、なぜか本社の設計部に配属され、毎日スーツ着て、御堂筋沿いにあるオフィスに通っていた時のこと。ランチタイムはいろんなお店に行きました。

その中で、御堂筋の反対側に、伊藤忠商事の大阪本社があり、社食を利用できたんですね。
同時期、別の商社の方が役員プレゼンで来社したことがあり、その内容は、ロシアから北海道にパイプラインを引く、というものだった。たまたま僕が手伝いにその会議に出た。その方は土木出身だった。そして「君も商社へおいで」となぜか声かけられた(笑)

あー、俺はゼネコンじゃなくて、商社に就職すればよかったんだ^^

もちろんゼネコン入社は、まったく後悔していませんし、人生の友となる友人たちとも出会えたし、ハッピーな人生なんです。

でも、伊藤忠を見るたびに、大手商社だったらどんな人生だったのだろう?って。

ちなみに、当時の私のような地方の国立大学の土木科の就職先って、ほぼ決まっていたので、選択肢として、大手商社とか、考えたこともなかったんですよね。

仮に、そこで大手商社があったとしても目にも留まっていないだろうし。ゼネコン入ってみて、現場や設計部で働かせてもらって、やってみて、生きてみて、こっちじゃない、というのが初めてわかる。
それは今のビジネスでも同じですね。

余談ですが、伊藤忠とはご縁があって、尊敬する経営者が丹羽さん(元社長)で、お手紙書いたら、返事が来て、何度かやりとりして、そしたら九州支社長を紹介してくれて、会食して、九州支社長が丹羽さんの講演の際に、面談の機会をセッティングしてくださって。ちなみに、丹羽さんに会いたくて、株主総会に出れば本人に会えると思って、初めて証券会社に口座を作って、株を買いました。今でも伊藤忠の株主です^^

いつかどこかで伊藤忠とビジネスできたらいいな^^あるわけないか^^

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