RYF９期🚩ファシリテーター養成講座第３回振り返り

　こんにちは！出張用務を終えて移動中のハヤトです！
　今日(2/1)はファシリテーター養成講座第４回目で、まさに今講座開講中だけど、バス移動の時間と被ってしまってるので、2/2(木)のC日程に留学予定です。その代わりこの移動時間を使って、第３回のアウトプットをしていこうと思います！
　今回はインプットだけではなく、私が２年前に実際に企画した場についての話も少ししていきますね！

ちなみに第３回もA日程に留学しており、1/20に受けています。笑
noteはこれが４本目の投稿となり、少しずつ作成することに慣れてきたような気がしますが、まだまだ練習中です。上手な人の文章をたくさん読んで、吸収できるものは積極的に吸収していきたいところです！
この講座を主催しているRaise Your Flagさんのサイトは以下に載せておきます。

ファシリテーション講座lRaise your Flag

ワークショップについて

今回はワークショップに焦点を当て、講座が展開されていきました。
そもそもワークショップとはどういうものを指すのでしょうか。
RYFではワークショップのことを『体験型講座』と呼んでおり、体験型講座とは、参加者が体験を通して主体的に学ぶ講座やアクティビティのことを言います。

ワークショップデザインの４要素

大きく分けて４つに分類されます。
①ねらい
②全体構成
③世界観
④空間

１．ねらい

　これは、「誰のための、何のための場を創るのか」を定めることを言います。
　そのためには、２つの視点が必要だということを学んでいます。

(１)参加者の視点
　参加者の視点を持つためには、「ヒアリング」が重要です。相手あるいは参加者が何を求めているのか、解決したいことは何かということについて、聞き取りをすることが必要です。
　もちろん、想像も時には必要ですが、それだけで決めてしまうと、方向性がズレてしまうリスクもあります。
　私は新しいコミュニティを立ち上げたいと考えており、その準備を進めているところです。その場合も、対象者を誰にするのかを決めたうえで、そのターゲットに対してGoogleフォームを用いた聞き取りを行っています。それによって、そのコミュニティに対してどのようなことを求めているのかということを大枠知ることが出来たため、かなり有効だなと個人的には思っています。

(２)全体の視点
　参加者をはじめとした個の視点だけではなく、広い意味でワークショップ全体の視点というのも必要です。
　全体の視点を定める際は、参加している個人の最終的な目標といった最後にありたい状態を捉えたうえで、狙いを定めることが大切です。私は、最初に大枠を決めておくことで、そこからどんどん深掘りすることが出来るのかなと思いました。

２．全体構成

　ワークショップを開催することのねらい(目的)が定まれば、次はそのワークショップをどのような流れで展開していくのか、全体的な構成を考えます。考えるべきポイントは、「順番とつながり」とのことです。

基本の構成は以下のとおりです。
①導入：アイスブレイクやルール説明など
②メイン：ワークショップ本編
③まとめ：感想の共有や学びの共有

　私は大学時代に卒業論文を執筆しましたが、あれは序論・本論・結論の３部構成で作成することが基本です。起承転結みたいに４部構成で展開されることもあるかもしれないですが、３つの方が作成する側としてはやりやすいのかなって個人的に感じました。

３．世界観

　世界観とは、ワークショップにおける場というものが、どのような雰囲気なのかを考えるために必要な要素です。世界観を創るためにはその場において、一定のルールを設けることで、参加者に対して共通認識を持ってもらえ、また場の雰囲気を創りこむこともできます。
　例えばアイディア出しをするワークショップなら、「相手の意見を否定しない」とかが有効です。

ルールづくりには２つのことに気をつける必要があります。
①行動基準
②禁止事項

(１)行動基準
　マインドベースなルールだけになってしまうと、参加者によって行動が変わってしまうため、明確な行動基準でルールを作ることが必要です。
　例えば、「傾聴しよう」ではなく、「相手の目を見て話を聞く」みたいな感じです。

(２)禁止事項
　これは、場を崩さないためや、世界観を守るためにやってはいけないことを設定する必要があります。
　例えば今回のファシリテーター養成講座では、「スマホは機内モード」というルールがあります。これは参加者の集中力を切らさないためでもあるし、個人的には人が一生懸命話しているときにスマホ触られたらちょっと嫌なので、こういうルールあると、集中して講座を受けられるなと思います！
(ちなみに私は通信環境を少しでも良くするために、講座中はスマホのテザリングを使用しているため機内モードは出来ていないです…。)

　また、人・空間・物・活動に何らかの設定を与えることでワークショップの世界観を補強することが出来ます。
①人：参加者やファシリテーターに特別な役割や人物像を与える
②空間：空間や場所に意味をつける
③もの：ワークで使用するものに意味を付与する
④活動：ワークの活動に意味をつける

４．空間

　空間設計を考えるうえで最も大事な観点は「雰囲気」であり、人は場の雰囲気に合わせて自分を変える生き物です。

　雰囲気は以下の３つの要素で成り立ちます。
①照明
②BGM
③声のトーン

(１)照明
　照明の明るさによって人のテンションや、人と人との距離が変わってきます。明るいと心は外向きに、暗いと心は内向きになります。

(２)BGM選曲
　音楽は楽しい、悲しいといった参加者の感情に大きな影響を与えます。
　アップテンポな曲はアイスブレイクに、ピアノなどしんみりした曲は自己内省の際に使えたりします。
　また、音量もBGMを考える際に大事な要素となります。自己内省のときに爆音が流れたら、いくら音楽がしんみりしたものでもあまり集中は出来ません。

(３)声のトーン
　ファシリテーターがどんなトーンで発言するかで、その場の空気が変わります。
　高めで大きい声であれば場の雰囲気は明るくなるし、逆に低めで静かな声であれば場は落ち着いた雰囲気になります。

ワークショップではないけど、過去に私が企画した場について

　私は、大学４年生の頃(ちょうど２年前くらい)、札幌市内で中学生の学習支援をするボランティアに関わっていたのですが、学習支援の会場が40会場近くあり、あまり他会場との交流が少ないという課題がありました。そこで、普段学習支援をしていくなかで思っていることをざっくばらんに話したりして、同じ活動をしている大学生同士の交流が出来るような場を創りたいと思い、企画を有志で集まって１つ作ったことがあります。オンラインでやりました。
　その時はたしか、アイスブレイクでオンライン版キャッチ＆チョコレートと謎解きゲームをやって、場が温まったあとにGoogleジャムボードを使って、普段の活動で思っていることや悩みを自由に共有してもらうといったことをやったような気がします。
この企画をするにあたり、今回の講座で出てきていたグランドルールや全体構成といった要素を実際に取り入れていたのですが、これらがあることで、場の雰囲気は１つになったなぁという実感があります。ただ、今振り返ってみたら、アイスブレイク長めだったかも？もっと意見交換する時間があった方が良かったかも？とか色々思うところはあります。
　そんなことを思い出しながら今回のインプット講座３回分聞いていました。

次回からはいよいよ実践編です！学んだことを活かせるよう頑張ります。