私の脳はシングルプロセス

日常生活で、つい効率化を考える癖がある。例えば、レンジで温めるものを同時に二つ入れるとか、ドラム式洗濯機を買って乾燥の手間を削減するとか、家具をレンタルで借りて廃棄の手間を省くとか、そういうこと。

今、お風呂に入りながら、オーディオブックで本を聴きながら、このエッセイを書いている。理論的には3倍の効率…のはずだが、体感的には2.2倍くらいになっている。

インプットは耳から、アウトプットは目と口でやっているのに、脳の処理がインプットとアウトプットを繰り返している感覚がある。私は、並列処理はできないんだなあと実感。並列処理はプログラミングの言葉で、複数のタスクがある時に、CPU1にはAタスクを、CPU2にはBタスクを割り振って、独立に並列して処理を実行することを言う。

私たちの脳は右脳と左脳で二つの脳があるが、CPUは1つとみなす方がいいのだなと思った。お風呂に入ることは、PCで言うとファンが起動したのと一緒だろう。オーディオブックを聴くことと、エッセイを書くことがタスク。ある程度独立してタスクが進行すれば並列化できているとみなせる。

しかし、体感的には、一個一個のタスクが繰り返し行われている感覚の方が強い。これは平行化と近い。同じCPUの中にあるスレッドが、タスクの処理時間に応じて、待つものを後回しにしながら進めるのと似ている。平行化は、ある処理が外部的な起因で遅れる時に有効な方法である。日常生活で言うと、レンジのチンを待つときや水の沸騰を待つ時である。

そうか、そうすると私の効率性を高めるためには、平行化を上手く使えばいいのか、と気づく。そんなことを書いているとのぼせてしまった

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