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包みたいだけ

残ったキャベツ、ネギを細かく切って、ひき肉と一緒にボウルに入れる。塩を軽く振って揉んでから、いくつか調味料を入れる。あとは、混ぜてこねて餡を作る。

ここまで整ったらあとは詰めていくだけ。黙々と皮に餡を詰めていく。水をつけて皮を閉じて、バットに置いていく。ただただ無心に。一袋くらい一回で消費する。30個くらい。

私は餃子を包むのが苦手。細かいことが苦手だからかもしれない。うまく包めないけど、うまく包もうとして試行錯誤してずっと無心に餃子を包む。誰かに振る舞うわけでもなく、ただ包むと言う作業のためだけに餃子を作る。ある種の精神統一かもしれない。ほんとよくわからないけど、単純作業に没頭する時に、面白いことが思いつくことがある。だからやめられない。

包み終わったら、焼くだけ。綺麗に羽がつくことはあんまりないんだけど。どんなに不器用でも、不恰好でも、美味しい。バクバク食べられる。

ただ包む作業がしたいがために作った餡を、冷蔵庫に詰めてまた明日も包む

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