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ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機、いまだ憧れの白物家電なのではないだろうか。乾燥機が優秀だったり、静音だったり、温水だったり、いろんな機能がモリモリ搭載されていることが多い印象がある。

そんなドラム式洗濯機に、私は今年の7月ごろに変えた。温水が使えて、乾燥機がヒートポンプで、とまあいわゆる「ザ・王道」のものを買った。

当時から「そりゃいいものに変えたのだから、生活は変わるだろう」と思っていたのだが、最近思っていた以上に「買ってよかったなぁ」思うことが増えた。

例えば、ワイシャツ。温水のおかげで汚れはよく落ちるし、乾燥のおかげでシャツにシワがつきにくいし、仕立てがふんわり出来上がるような気がする。試しに、アイロンなしでも着てみたのだが、アイロン仕立てのパリッとした感じとは違う、ふわっとした良い風合いがあってとてもよかった。しっかり着たい時にはパリッとさせて、そうでない時はふんわりと着る。そんな楽しみ方ができるなぁとしみじみ思う。

あとは、洗濯物を干す、取り込むの作業にすごく嫌な気分を感じていたのだなと思う。あの作業があるだけで、洗濯が終わってもすぐに衣類をしまえないし、次の洗濯は前の洗濯の終わりを待たないといけないしで、思考力が奪われる感覚があった。ドラム式洗濯機を買ってから、ざっとみて、元々の負荷から、1/3 くらい理論的には楽ができている。体感的には1/5 くらいに負荷が減ったような実感がある。おかげで毎日洗濯をするのが楽しいし、服を洗うということが楽しくなった。

決して安い買い物ではないし、誰しもにおすすめできるわけじゃない。でも毎日の生活をもっと豊かなものにしたければ確かにおすすめできるなと思う。正直、利便性だけならもっと安いものでもいいと思う。それ以上の価値をドラム式洗濯機に見出せる人だけが、ドラム式洗濯機を存分にたのしめるのだろう。

カバみたいに見えるうちの洗濯機を見ながら、ふとそんなことを思った。

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