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お母さん耐えて

お母さん耐えて

これを息子の事を相談する度にずっと言われ続けてました

お母さん耐えて、息子くんの頼みの綱はお母さんだけだから
だからお母さんだけに八つ当たりをしてしまうの、成長すれば落ち着く日がくるから

この子には私だけなのか
耐えて耐えて耐えた先に落ち着く日がいつかくるんだろう

そう思っていたが
毎日の八つ当たりと喚き散らしを2年弱受け続けて、息子が落ち着く日がくるその前に私がダメになりました

気がつきました
ええ、わたしだけが耐えればいいわけではないし
そんな事を許していたら、気がつけば息子は怒ればどうにかなると、怒ったら願いが叶うと、怒る事が条件反射のようになってしまったのです
とっても悪い方向に向かってしまいました


話しかけて息子が怒る、わめく時、自分の都合の悪い事を隠すためにやっているんだと

これを教えてくれたのは、息子の担任の先生でした

帰宅するなり、話しかけると怒るわめき散らす息子、どうにもならなくなって困ってしまい担任の先生に連絡したんです

「お母さん、それは息子くんが自分の都合の悪い事を隠すためにやっている行動です」

これを言われハッとしました

今まで専門の先生に相談していたし、アドバイスしてくれる事を聞いて守っていけばいいんだと思っていたけどちょっと違う
不登校があったり、近所の子にいじめられたりしていたのもあって息子に甘くしすぎた

この時に気がつく事が出来ました

息子がわめく怒る怒鳴る、これの理由が自分の都合の悪い事を隠すためにしていると気がついたら

息子に怒鳴られると胸がざわざわしていたのも消えたし、むやみやたらに不安になる事も消えました

これからは息子が怒って人を(母親のわたし)どうにかしようとしてもそっとしておいたり言う事を聞くのをやめました

悩んで息子の事を友人と話していたら
こんな言葉を教えてくれて思い出しました

1、乳児はしっかり肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな

子育て教訓
子育て四訓とも言うそうです

これを見てその通りだと思いました
そう、わたしは息子の

少年の手を離せ、目を離すな

の、目を話してしまっていたんだ

だからわたしの知らないところで悪さをしている
それを隠すために怒る

誰もが子どもの頃に通る道でしょう
悪い事をしてしまう

発達障害があるから、他の子達よりもストレスがある分ある程度は配慮してあげて
お母さん他所で頑張ってるんだから少し目をつぶってあげて
と言われ続けてきたけれど違う
知らないところでそれなりの悪さをしていました
悪いものは悪いダメなものはダメ

毎日が大変で疲れ切っているがそんな事を言ってるいる場合じゃないんだ

少年の手を離せ、目を離すな

この言葉を胸に、どんなに疲れてても一緒に公園に行って様子を見る
そしたら、今までつまらなさそうにしていた息子がなんだか楽しそう


担任の先生のおかげで気がつく事もできたし
今もまだ息子はよく怒るが
少しずつだけど落ち着いてきてくれました

まだまだかかるだろうけれど、息子が怒っても願いは叶わないと気がつくまで
わたしは耐えます

母ってどんどん強くなるなと思いました
お母さんだから耐えれるんだわ

お母さん耐えて

この言葉はわたしにはとても重たい言葉でしたがこれからはきっと大丈夫

息子が楽しい日々を過ごせるようになるために
耐えるわ

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