食道楽博多編「博多の回転寿司は空回り」

東京都内では、コロナ感染者が200人を超えたそうだ。なのに、コロナウイルスがなんなのかよくわかっていない。みんな、よくわかってるかもしれない。けど、私はなんだかよくわかっていない。皆さん、確かな情報はお持ちですか?

そんな折、ついに私は博多のお隣の天神で寿司にありついた。九州といえば魚だろう。太刀魚か鯖なんかが良い。他は知らない。

天神からは、犯人が逃げる時の向かう方角「北」へ向かって歩いた。

私が行った悪い事ってなんだろうか。

以前勤めていた会社の会議で、「いや〜、うちの会社は先輩からの後輩へ対するフォローが良くできていて素晴らしい!」と、社長が事実とは異なる事を言うもんだから、「すみません、誰が誰に対してフォローしているのか教えてください」と発言し、会議室を凍らせた事だろうか。

それとも、

違和感があったので構造計算ソフトの中身を見ていたら、計算式が間違っていた。

それを社長に報告したら、「今までどうやってたんだ!」と何故か私が怒られて、「今までこの規模の構造計算はしてないので今回が初めてですよ」と言ったら余計怒ってきたので、「なんでそんな事を言われなあかんのですか!」と社長の机を叩いた事だろうか。

目の前にその計算ソフトを作った一級建築士いるのに、その上司は知らん顔してるから私は余計にふざけるなとがなり立ててしまった事だろうか。

そんな事を考えていたらついたお店は「玄海丸」

福岡で3軒の寿司屋を覗いたが、どこもお寿司が回っていなかった。

そして、私の魚欲は限界に来ていた。一通りメニュー見ると気づいた事がチラホラ。

①山芋巻なるものがあった
 →山芋を四角に切り、練り梅を添えて巻寿司にしてあった。味はそのままだ。

②うずらの玉子のメニューが多い。
 →蟹味噌とうずら等、そそるメニューが多く玉子好きの私には最高の打席だ。しかし、全て売り切れ。喧嘩を売られている。(私は野球を知りません)

③醤油がたまり醤油と濃口醤油の間くらいの醤油で、シャリのすし酢は軽め
 →軽めのたまり醤油につけて食べている様だ。たしかにすし酢が酸っぱいとタネの味が分からなくなるかも。(ネタは板前さんの用語。タネはお客さんの用語らしい。グルメな人に突かれそうで、寿司は色々とめんどくさい。)

④鶏のたたきの寿司がある
 →九州といえば日向の鶏肉だ。これが日向かどうかは知らない。

このお店は、シャリは機械が作っていた。醤油につけるにも、握られていないので皆さん醤油の小皿にひっくり返る。

板さんが握ってない寿司とはなんだろうか。海原雄山ぶちギレだろう。次元ならば、「俺に言わせりゃロマンがない」と言われるだろう。

私には、「回転寿司は10皿の中で納める」というルールがある。この10皿の中で何を食べるのかを楽しんでいるのだ。

そして、最後の一皿は納豆巻きだ。これは小学生の頃から決まっている。

兎角、寿司については不完全燃焼だ。

どこかに鯖味噌やら近隣で取れた魚を料理してる定食屋さんはないだろうか。

帰りは歩いて帰る。


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