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大阪港にある、もう一つの港に会いに行く。
地図を見るのが好きです。正しくは、地図を見て休日の過ごし方を考えるのが好きです。今週末は、どこへ行こうか。できれば大阪市の渡船を利用して。素敵な寄り道先はないかと地図を見ていたら「大正内港」という文字を発見。その隣りには「はしけ桟橋」というパワーワードも!
大正内港とは、大阪港に作られた人工の港。昭和15年くらいまで大阪市大正区の陸地のほとんどは海抜0m以下だったそうです。そんなところへ昭和9年に室戸台風が襲来、ほとんどの土地が冠水してしまい甚大な被害を被ってしまいました。そこで大阪港につながる尻無川を拡幅し、大正内港を建設。その土砂で区内に盛り土しようという計画から生まれたのだそうです。港は昭和50年に完成。そしてこの港のシンボルが、幅4m×200mほど水上に突き出た「はしけ桟橋」というわけです。
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堤防につけられたスロープを上ってた瞬間、思わず声が出そうになりました。巨大な艀やたくさんの作業船がいきなり飛び込んできました。圧倒的な迫力をもった風景がひろがっていました。
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桟橋に降りるとコンクリート製で揺れるはずないのに、船に打ち寄せる波の音が妙な振動となってバランスを失いそうになります。
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桟橋の上には、人の気配がまったくありません。その静けさが不気味でもありました。突端まで行くと、大阪を代表する三橋の勇姿が。夕方には美しい風景が楽しめるんだろうな。
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「大阪内港」ここは観光地では味わえない、「水の都」の活力ある風景が楽しめる隠れた名所です。
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