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クリスマスの象徴色とサンタクロースのライバル🌈

本日12/25(月)は、クリスマス🎄

今回は、クリスマスにまつわる話を二つ、皆さんにご紹介します。

少しダークな内容が含まれていますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです😌

それでは参りましょう🌈
 



トナカイの鼻やサンタクロースの帽子や服の色は、赤。

ツリーやリースの色は、緑。

この赤と緑は、私たちにとって、当たり前になっているクリスマスを象徴する色です。


実は、このクリスマスを象徴する二色、宗教的な意味合いが含まれているのをご存知でしょうか?

赤と緑は、キリストの受難(じゅなん)を象徴する植物である『ヒイラギ(セイヨウヒイラギ)』の色。

緑色でギザギザした葉の上に、真っ赤な実をつけるのが特徴のヒイラギ。

・真っ赤な実 → キリストの血
・葉の色と形状 → キリストが身につけていたイバラの冠

この事から、キリスト教の教徒たちに、象徴的な植物として慕われるようになり、キリストの生誕を祝うクリスマスにも影響を与えたようです。
 



日本ではあまり知られていない、サンタクロースの相棒『クランプス』。

ヨーロッパの国々では、良い子にはサンタクロース、悪い子にはヤギの角が生えた恐ろしい悪魔『クランプス』がやってくると言われています。

クランプスは、悪い子に対して、ひどいお仕置きをし、地獄へ引きずり込んでしまう悪魔。

一説では、「なまはげの起源となった」とも言われており、形を変えながら、世界中で親しまれている存在です。


クリスマスが12/25なのに対して、クランプスは12/6。

この日は、聖ニコラウス(サンタクロースのモデルとなった人物)の誕生日。

まず、朝食にクランプスブレッドと呼ばれるパンを食べ、ハロウィンの仮装のようなクランプスの仮装をした人々が街を練り歩き、誕生日を祝います。

聖ニコラウスがプレゼントを持ってくる際に、一緒になって現れるクランプス。その悪魔のパンを食べ、人々は幸福が訪れることを祈るんです。


クランプスの習慣が根付いているのが、オーストリア、スロベニア、南ドイツの山間部。

その中でも、オーストリアでは近年、クランプスを商業化する動きが見られており、チョコレートやフィギュアなどが大量に売り出されています。

「クランプスが商業化されすぎている」

「本当はサンタクロースのライバルなのではないか」

と、批判が出ているんです。


そして今、このクランプスが、アメリカで大流行しているんです。

来年以降、日本でも流行るかもしれませんね😌

今日はお仕事という同志の方も多いと思いますが、それぞれ、素敵なクリスマスをお過ごしください✨

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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