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食べた物を蓄えられない理由🌈

私たちの体は、食べた物を蓄えておくことができません。

例えば、余裕のあるうちに蓄えようと、たくさんご飯を食べたとします。しかし、いくら食べたとしても、次の日にはお腹が空いてしまいます。

これは、栄養価の高い食べ物を摂取したとしても同じです。

人の1日に必要な栄養摂取量は決まっています。であれば、必要な分だけ消化できれば良いはずです。

しかし、私たちの体は、食べた物を12~48時間で全て消化してしまいます。

私たちの体はなぜ、食べた物を全て消化しなければならないのでしょうか?


鍵を握るのが、『タンパク質』です。

タンパク質は、体を構成する主要成分の一つ。

体の50%以上は水分で出来ていますが、水分に次いで、体の20%を占めているのが、タンパク質です。

タンパク質は、筋肉・内臓・皮膚・髪・骨・歯・腱・髄など、体の各パーツの原料となる栄養素。

さらに、エネルギー・ホルモン・酵素・抗体などもタンパク質からつくれており、生命活動において必要不可欠な栄養素です。


そんな体にとって重要な栄養素『タンパク質』。


実は、最近分かったとんでもない事実があるんです。

それが、

「タンパク質は、私たちの体の中を時速300kmで動いている」

さらに、

「反対方向に動くタンパク質と、摩擦を起こしながら動き、生命活動を活発にしている」

つまり、この事実のおかげで、私たちは体温維持ができているということです。

私たちは、体温維持をするために、食べ物を摂取し続けなければいけないんです。

では、タンパク質を摂取していれば、健康でいられるのでしょうか?


一般的に、アミノ酸が数十個つながったものを『ペプチド』、それ以上結合したものを『タンパク質』と呼びます。

タンパク質は、分子が大きいため、そのままでは吸収されません。

①胃や十二指腸で胃酸・消化酵素により分解される
②小腸で酵素により分解され、ペプチドになる
③回腸・空腸でさらに分解され、アミノ酸になる
④小腸上皮粘膜から吸収される

吸収されたアミノ酸は肝臓へ運ばれ、再びタンパク質と合成し、体内で様々な役割を果たします。

このとき、一部のペプチドは、アミノ酸に分解されることなく、体内へ吸収されます。

つまり、アミノ酸とペプチドが、重要だということです。

この二つを摂る際は、タンパク質の吸収をサポートしてくれるビタミンB6と一緒に摂取してください。

マグロやサケなどの魚や鶏のササミは、タンパク質とビタミンB6、両方を豊富に含んでいるため、おすすめです。

その他、大豆・くるみ・バナナ・ごま・ニンニクにも、ビタミンB6が多く含まれています。

また、ご飯やパンなどの糖質と一緒に摂るのもおすすめです。糖質とタンパク質を同時に摂取すると、アミノ酸の合成が促進されます。

疲労回復を促進しながら、少しでも長く健康で在りたいものです😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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