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明治から昭和にかけて、日本の運命を背負い、国を正しい方向へ導いた、東洋思想家『安岡正篤(やすおか まさひろ)』。
・陽明学者
・歴代首相指導
・育成学校の開学
・政界進出
・経済界の黒幕
彼の功績・頭脳・人望は、人々を凌駕しました。
そんな彼に付いた異名は、
『昭和史最大の黒幕』
政界・政財界のリーダーを指導し、啓発するだけでなく、歴代首相の政策決定にも大きな影響を及ぼしました。当時の首相に元号『平成』を最初に発案したのも彼です。
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など、多くの財界人に対しても、指導を行っていた人物です。
私が、この記事を書くきっかけになったのが、彼の書籍『易学入門』。
彼は、世界で初めて、この世の仕組みを細分化し、東洋思想に基づいて『易学(えきがく)』の真髄を再構築した人物でもあります。
易学とは、宇宙にある存在すべてを紐解くことができると言われている、中国で生まれた、あらゆる占いの起源。
彼は、人生哲学に落とし込み、経済や政治的思想に変換することで、当時難解と言われていた『易学』の先読みに成功したんです。
これは、日本史最大の思想、強いては、世界の頂点に君臨する思想でした。
なぜなら、宇宙の仕組みを導き出し、人生を考え抜いた、いわば「天と地を繋ぐ智慧(ちえ)」であったから。
彼は、天皇陛下の指導役にも抜擢され、さらに、将来を担う優秀な人材のために、自身の思想を受け継ぐ育成学校『金鶏学院』の設立を行います。
1932年の開校以来、数々の軍人・官吏・財界人が聴講に訪れ、日本の「ウルトラ・ナショナリズム(超国家主義)の宣揚」に貢献しました。
現在でも、彼を師と仰ぐ人は、後を立ちません。
彼は、日本を裏で支える秘密結社『八咫烏(やたがらす)』のメンバーでもありました。
八咫烏は、日本神話に登場する三本足のカラスのこと。
ちなみに、神社にある『鳥居』の『鳥』は、この八咫烏から来ています。
日本書紀『神武天皇の逸話』では、霊鳥である金鵄八咫烏(きんしやたがらす)の輝きによって、戦いに勝利したとされています。
彼は、この逸話から、育成学校『金鶏学院』の名前を考えたのではないかと言われているんです。
しかし、第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官のマッカーサーが、この金鶏学院の思想を恐れ、廃校にしてしまいます。
あまりにも高い思想であったため、マッカーサーは恐れたんです。
世界が恐れる日本人『安岡正篤』。
そんな彼は、細木数子さんの最後の愛人としても知られています。
彼女の占いの元となっていたのが、易学。
森羅万象この世のすべてを見通し、90%以上と高い確率での未来予測ができていたため、彼女にも数々の逸話が残されています。
万物を見通す彼の右に出る者は、彼女しかいなかったのかもしれませんね。
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