見出し画像

読書は趣味でいいんじゃない?

はやぱはです。趣味は読書です。

なんか読書って崇高なイメージありますよね。意識高いというか、勉強熱心というか、そういうものが。

でも読書は自分が楽しむためのもの、趣味でいいんじゃない?と思うようになった話をします。

読書に目覚めたきっかけはシャーロック・ホームズだった

中学1年のとある日、風邪をひいて部屋にこもっていました。元気というほどでもないけれど、シンドイというほどでもない微妙な体調の中、暇をもてあましていた僕はふとシャーロック・ホームズの「緋色の研究」を手に取りました。

ページをめくるたびにどんどんとストーリーにのめり込んでいき、気がついたら2時間経っていたというのが、読書にハマるきっかけでした。

当時、僕の親はマンガはNGだけれども、それ以外の本であれば買ってくれるという約束をしてくれていたので、いろいろな小説やラノベに手を出していきました。

中学・高校時代は図書館に通い、持っているラノベを貸す代わりに持っていないラノベを友だちから借り、ひたすらにいろんな物語を読んでいました。

就職活動の頃から読書のあり方が変わってきた

そんな僕も就職活動のタイミングから意識の高いビジネス書などに手を出すようになります。もちろん純粋な興味があったということもありますが、読書すれば就活に何かしら役に立つんじゃないかという打算もありました。

読みたい本もさることながら、読んでおくべき本にも手を出すようになったのはこのあたりからです。そして新社会人になり自己啓発本やビジネス本に溺れていきました。読書によって自己肯定感を得たかったんです。

7つの習慣を持って卒業旅行のバックパッカーをやったんですが、今考えると「そりゃねーよ」という気持ちになります。いや、名著だけどね。

当時は本当に頭でっかちでプライドの高い世間知らずだったので、昔の自分に今出会ったらぶん殴りかねない勢いです。

そして今のスタイルはラフな読書

結婚してしばらくして子育てが始まると自分の時間は圧倒的に減りました。それはもう想像を超える勢いで減りました。読書にあてられる時間の貴重さもイヤというほど痛感しました。

なので、無理して一から十まで全部読もうとするのをやめようと心の底から思うようになりました。

・気になる本はとりあえず買う
・ピンときたタイミングで読み始める
・違う、難しいなどと思ったら立ち止まる
・読み終わった本はフリマアプリでリリース

というようなシンプルなルールで、読書を負担なく楽しみながら学ぶというスタイルに変更して、運用しています。

自身の好奇心を、本によって接点を作ることでつなぎ止めているのかもしれません。

物語の中に自分の意識が半分溶けているような没頭している状態が本当に好きなので、これからも自分なりのスタンスをうまく見つけて読書を楽しんでいこうと思います。

Twitterやってます:https://twitter.com/_8823_


家事、育児、働き方などについて思ったことをしたためています。いいな、と思ったらサポートお願いします。