初投稿

才能に興味を示すからって人格には用が無い。

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知らない人のtweetを観てて、「あ、私まさにコレだ。」と思った。

そう。
私は会話という行為は好きでも、その会話の内容が好きで話し続けることがあるだけで、その相手の人格は特に用が無いので、ちっとも記憶に残らない。「どんな人か」どころか、顔も名前も思い出せない。昨日話したばっかりであってもだ。翌朝バッタリ会って挨拶されても「え?誰?」ってなっちゃう。
たぶん、これまで話した誰かの大方を、私は全く憶えていない。

全く記憶に残らないか、長年の付き合いになる気に入った人か、どっちかに大きく分かれる。

だいたいの傾向として、良い演奏のミュージシャンだと1回の挨拶交わしたくらいでも強く印象に残って20年後でも憶えてたりする。
たいしたことないとそこらへんの電柱や観葉植物を観るような感じで、電柱だったか観葉植物だったかさえも憶えていない。「(自分以外の存在が同じ空間に)なんか居たな」というイメージが短時間薄っすら遺るぐらいで、長期記憶に移行する前に消えてしまう。

長年の付き合いで幼馴染みレベルの期間になった同業者や作家のことも、その表現や作品には強い興味があって大切に思ってて時には本人以上に把握したり解析したりしてるんだけど、当の本人の人格については然程興味が無いから、プライベートでまで親しくなりたくないし、決して踏み込まれたくない。

そこでやっとわかった。

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