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『タコピーの原罪』(著:タイザン5)〜シュールで残酷|純真無垢なタコピーが犯した罪とはなにか?〜

はやみはビジネス書や小説だけでなく「コンテンツ」が大好き。

特に漫画。

ということで、今回は2021年に話題となった『タコピーの原罪』を読んだのでこれについてアウトプットしてみます。


本書との出会いは、小学生の娘からのオーダー。

一緒に本屋さんに寄った際、これが欲しいということで購入することに。


いや〜、めちゃめちゃシュールですな。

シュールすぎて、「これ小学生に読ませちゃっていいの??」と戸惑いながらも、はやみが本書を読んだときには、娘は読了しておりました(汗


本書のテーマにはいろんなものがあるかと思います。

ネグレクト、いじめ、不倫、暴力、コミュニケーション…を通じてのテーマが。


はやみとしては、純真無垢な人間(本書では”タコピー”と命名された宇宙人)の振る舞いがいかに人を傷つけるか、ということがテーマの一つなんじゃないかなと感じております。


よくあると思うんです。

純真無垢な人が良かれと思ってやることに周りの人間が振り回されるってことが。

本書のタコピーがまさにそれ。

タコピーが良かれと思ってやることに、しずか、まりな、直樹が振り回されまくって、最悪な結果を招くわけです。

純真無垢なだけにどれだけ説き伏せようとしても本人が理解してくれないぶんタチが悪かったりします。


ただ、タコピーは一点の曇りもない純真さのゆえに、最後の最後で…

と、ネタバレの寸前で止めておきます。


あと、もっとタチが悪いかもしれないのが、純真無垢を装って周囲をかき乱すような確信犯。

はやみは鈍感な人間なのでそこまでの人に出会った記憶はないのですが、妻や娘に聞いてみるとそんな輩がいるそうです。

リアルな人間関係も本書に負けず劣らず複雑怪奇。


本書はシュールすぎて難解で、いろんな解釈もあると思うのですが、あなたならどんな解釈になるでしょう。

一読してみる価値はあります。


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