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徒然なるままに〜チーム、SNS考察、感謝を添えて〜



チーム、というものへの憧れが強い。憧れと称する以上、悲しいかな、私にとってこの先も手に入れる可能性が低い。

アイドルグループ、バンド仲間、歌い手の集まり。「関わりたい時に関わる」あるいは「ステータスとしての人数稼ぎ」ではなく、実際に日々顔を突き合わせて、継続して同じ目標に向かう集団。軋轢は生まれてしかるべき。目指す場所は同じでも、辿りたいルートが異なる。思いの強さどうこうでははかれない、比べられない、譲れない思いがある。なるほど『継続は力なり』。継続させること自体、筋トレな訳だ。振り返る頃には美しい上腕二頭筋が仕上がっていることだろう。

チームは何より分かりやすい。その集団での役割が明確で、色で分けたり、キャラクターで分けたり、担当するパート、楽器で分けたり。己の強みを最大限に活かして、一つの作品をつくる。己にない魅力を他者が補う。甘えではなく、能動的に補完し合う。その研ぎ澄まされたもの。

二人ならいい。お互いまっすぐ向き合えるから。でもそこから増えると「隙間」が出来る。補完が強化される一方、その「隙間」を埋めるための気遣い、付き合いが出てくる。純粋な利益追求集団として終始できるならいい。公私混同しなければ関係は一対一対一対一。ここに感情を挟むから厄介なのだ。

そう考えると一体全体48人も抱えるグループ集団はどうやって機能、維持しているのだろう。とてもじゃないが想像がつかない。それに画面に映って48分の1。センター多めだと「え、今日映れました?」なんてこともザラに違いない。それでも所属すること自体に意味があるのか。「はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた」の集まりに、見ているこっちが窒息しそうだ。総監督なんてやったら胃にぽこーんと穴が開いてしまう。マジで。

話を戻そう。チーム、というものへの憧れが強い。肩書き、特殊能力、ブランド。個で戦える武器を誰しも持つ訳じゃない。YouTubeで動画上げたり、本出したりするのは、大体社長か芸能人。どっちも縁がない。現実味がない。私は今日も庶民だし、明日も変わらず庶民だろう。

SNSでフォロワー何万人とか、動画再生数何億回とか、ホントすごいなって思う。並々ならぬ努力してるんだろうなって。もう何する時もネタとしてアップすることしか考えてないんだろうなって。じゃないと吊り合わない。

「吊り合わない」で思い出した。実際に記事を開かなくてもイイネ! を押してくれる機能があるらしいね。「SNS フォロワー 増やす」で検索すると出てくるんだけど、驚いたよ。いい目の付け所。いい商売してる。「ペットと死別した時、その子の声を伝えてくれる」っていう霊媒師ばりに消費者のニーズとらえてる。藁にも縋りたい気持ちなんだその人は。私がSNSを使うのは、辿って作品を読んでくれる人を増やしたいがためなんだけど、そのためにも人気あるっぽく見えた方がハクがつくっていうか、集団心理的に有利だとは思うのね。結局迷った末やめたけど、今は良かったと思ってる。純粋なPV、動かない分子がユニーク(固定客)だと信じられるから。あなたに言ってる。いつもありがとう。

「いつもありがとう」で思い出した。今流行りの鬼滅の刃、本編じゃなくてカバーの折り返しの所、どの巻見ても形を変えた感謝なんだよね。毎度枠一杯の。私は反復でその言葉の価値が下がると思ってたけど、見る側に回ったらただただ「そんなことないよ」が蓄積されていった。純粋にいい人なんだろうなって思う。そういう人の作品って読みたくなるよね。だって気分いいもん。実際描いてる物えげつなくても。

だからいつもありがとう。あえて派手なタグを外したのは、純粋に「SNS フォロワー 増やす」で検索してたなんて事実を公にしたくないからだけれど、だからこそ、ここに辿り着けるのは、新着で偶然鉢合わせしたか、あとは本当に私の書くものを追ってくれている人。イコール「いつもありがとう」にふさわしい方達。いつもありがとう。





そもそもこれを書こうと思ったきっかけは、銀魂MAD→まふまふ→浦島坂田船→XYZ経由で辿り着いたnqrse のラップを久しぶりに聞いて良かったのと、6人の宇宙人狼配信で彼とセンラとのやりとりが面白かったから。いずれも彼がグループに属してなかったら発生し得なかった楽しみ。やっぱチームって大事ね。

……え、終わり? 終わりです!

いつもありがとう!(うるせぇ)









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