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総額100万円!?夫婦二人でスマホゲームに課金した話


どうも✋息をしているだけで楽しい女、はやめのです✨

突然ですがあなたは何か趣味をお持ちですか? 私はゲームをすること、マンガを読むこと、小説を書くことなど、沢山のインドアな趣味があります。 趣味の中身はともかく、何かに熱中するというのは素晴らしいことですよね。

ストレス発散にもなるし、楽しいことをしているとhappyな気分にもなれます。 時にはすべてを忘れて趣味に打ち込むことも大切だと私は思います👍しかし、あまりに熱中しすぎて周りが見えなくなってしまったこと……あなたにはありませんか?

今回はそんなお話です🌸

一度課金したら抜け出せない……ゆるふわ系MMOゲームの沼にハマってしまった話

はやめのさんちは、夫婦どちらもスマホゲームが大好きです。 二人でいる時もゲームをすることが多く、夫婦のコミュニケーションツールの役割を担っていると言っても過言ではありません。 プレイするジャンルは特に決めておらず、スマホアプリのセールスランキング上位のゲームはだいたい制覇してきました。

そんなある日のことでした。 リリースされたばかりのとあるゆるふわ系スマホRPGゲームを旦那が見つけてきたのです。 キャラデザインも可愛く、なんだか楽しそうだな……と私も思い、早速ふたりで始めてみることにしました。

そう、それが地獄の始まりだとは知らずに……。

RPGとは「Role-playing-game」の略称で、簡単に言うと他のプレイヤーと協力し合い試練を乗り越えていくゲームのことを指します。 基本的にはソロプレイというよりもチームプレイが多く、ゲーム内のユーザーと楽しくお喋りをしたりするのもRPGの醍醐味のひとつです。

始めた当初、ふたりでプレイをする気満々であったため旦那くんはファイター(攻撃メイン)、私はビショップ(回復メイン)の職に就きました。 二人でチュートリアルをこなしながら楽しくプレイをしていると、次のステップ「ギルド入会」がやってきました。

複数人で戦うのがメインのRPGゲームにとって「ギルド」は必ずあるといっても過言ではないシステムです。 私たちは多くのプレイヤーが所属するとあるギルドに入ることを決めました。 

このギルド入会を機に、初めてからずっと二人きりでプレイしていたゲームの世界ががらりと変わることになります。

強いものが上に立てる「ギルド」で勃発した職位争い

私達は今まで他のプレイヤーのレベルや戦力を気にすることなくプレイしてきました。 しかし入会したギルドでは「戦力順に職位が決まる」というルールがあり、入会したばかりの私たちは、40人弱いるそのギルドの中で戦力が上位10位以内に入っており、右も左も分からぬまま職位についてしまったのです。

私達夫婦が入るまでギルドでは職位がほぼ動いていなかったこともあり、私たちが職位に就いたことで今までそのポジションにいたプレイヤーたちは面白くなかったのでしょう。 そこでギルド内で勃発したのが「職位争い」でした。 三日に一度団長が更新する職位指名を意識したプレイヤーが、こぞって課金を行い戦力を上げ始めたのです。

勿論、私たちが順位を覆されるのを指を咥えてみているだけの筈もなく、「負けてたまるか」とそれに合わせて課金をするようになっていきました。 とりあえず1000円、3000円、5000円と、初めは少額でしたが徐々に一度の課金が高額になっていったのです。

ギルド内での争いではあったものの、私たちが所属していたギルドはギルドランキングでも上位に君臨していたため、ギルド内での職位争いに勝つ=そのゲームのサーバー内のランキングでも上位になっていきます。 そしてゲームをプレイしている時に知らないプレイヤーから「はやめのさんですよね?」と声をかけらえたり「サポートお願いします」とお願いされたりすることが増えていきました。

トップランカー達との共闘を経験する

そんなある日でした。 ゲーム内にPVPのチーム戦イベントが追加されました。 PVPとは「player VS player」の略で、ゲーム内の作られた敵ではなくプレイヤー同士で戦うことを指します。 当時、職位争いでギルド内の人間関係がぎくしゃくしていたこともあり、私達夫婦は野良でメンバーを募集することにしました。

そしてそこに応募してきたのが、サーバー内のランキング上位にいるとあるプレイヤーだったのです(以下Tさん) Tさんは私たちの想像をはるかに超えるスピードで強くなっていきました。 そんな彼の姿を間近で見ていた私たちは、彼と同じように強くなりたいと思うようになり、さらに課金頻度を増やすようになります。

そのころにはもう今所属しているギルドでは不動のポジションにいたものの、このギルドでは切磋琢磨できないと考えた私達夫婦はさらに上のトップギルドに移籍を決意しました。

課金しないと話についていけない!?トップギルドの闇

新しいギルドに入った私たちは、職位争いで揉めたくなかったこともあり職位を辞退する選択をしました。 そしてもう無理して課金はしなくてもいい、二人で悠々自適に遊ぼう……と心に決めていたのですが、そのギルドは「課金大正義派」が過半数で、話題の中心が新しいアイテムや、課金情報で溢れかえっていたのです。

新しいギルドでは皆さんとてもフレンドリーに接してくれたこともあり、とても居心地がよくここの皆と仲良くしたい、同じ話題で盛り上がりたいと思いまたここでも課金してしまいました。 もうそのころには一回の課金が1万円×2(課金をするときは夫婦どちらもするという約束事を決めていました)~3万円を超えており、いよいよ金銭感覚がおかしくなっていました。

課金をすることで更に強くなった私たちは、気付いた時には以前チームで共闘していたTさんと同じくらいの戦力になっていました。 それからというもの、トップランカーとばかりゲームをプレイするようになり、私達夫婦のサーバー内でのポジションが確立していきます。

いつの間にかなくなっているお金。大好きだった課金ができなくなる

このスマホゲームにハマる前の私たちは、土日は積極的に外に出てアクティブに過ごしていました。 しかしゲームにハマってからというもの、一日のスケジュールをゲームのイベント時間に合わせて動くようになり、前はしょっちゅう行っていたカラオケにも行かずに家で過ごすことが増えました。

外食する時間があるならゲームをしている方がよっぽど楽しいという感覚に陥り、ゲーム以外にあまりお金を割いていなかったため、そこまでお金を使っているという感覚がありませんでした。 しかし貯金残高が明らかに減っていることに気付いた私たちはそこで初めて「課金しすぎている」と実感することになります。

それからの私たちは、「課金をやめる」という選択ではなく「月々の課金額を設定する」という約束事を決めました。 ここぞという課金イベントが来たら課金、うまみが少ないイベントはスルーするといった選択をしたのです。

自分よりも戦力が下であったプレイヤーたちに追い抜かされる事実……ゲームの辞め時

課金イベントを選定するようになった私たちは、あからさまに戦力の伸びが停滞しました。 そしてそれにより今まで声をかけてくださっていたトップランカーからの声掛けも徐々に減っていきます。

まぁこれは想定の範囲内ではあったため、身の丈に合うプレイヤー同士で遊ぼうと切り替えプレイをしていました。 しかし、私が過去に面倒を見ていた、お助け行為をしていたプレイヤーが私よりも戦力を上げ、逆にこっちがサポートをしてもらう立場になった時には本当に切なかったです……。

切ないし、悔しいしでもう耐えられませんでした。 課金をしたいのに出来ないという歯がゆさから徐々にプレイ頻度も下がっていき、最終的には「飽き」が来たため私たちはそのゲームをアンインストールすることを決意します。

改めてみると驚愕……総額100万円もゲームにつぎこんでいた 

結局私達幾ら課金したんだろうね、という話になりざっと確認したところなんと課金総額は100万を超えていたのです。 ゲームをプレイしていた期間はたった9か月だったにもかかわらず、そこまでの金額をつぎこんでいたとは思わず夫婦ふたりで顔を見合わせ青ざめました。

楽しく課金をしていたこともあり、後悔はしていませんがちょっとやりすぎたな……と反省した私たちは今後の為に約束事を決めました。

①ゲームへの課金はきりがないから禁止 

②ゲームよりも夫婦の時間を優先する

いくら課金をしてもそのゲームはいつかサービスを終了してしまいます。 サービスが終われば私たちが一生懸命育てたキャラクターがいたとしても二度と会うことが出来ません。 それを念頭に置いたことで今は課金をしたいと思うこともなくなりました。

ゲーム課金をやめた今の私たち夫婦は、おのおの自分の未来に役立つ参考書を買ったり、その他は豊かな生活のためにお金を使うようにしています。

もしあの時考えを改めずにずるずると課金をしていたら、最終的にいくら課金していたのだろうか……考えただけでもぞっとしますね……。

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