夢日記202402

20240228
知り合いの男性の車で、近場の観光地に向かっている。
目的地に着いた途端、彼は車を飛び出し、全速力でどこかへ向かって走り去ってしまった。

私も慌てて後を追ったが、土産物が並ぶ商店街の人の波に揉まれて見失ってしまった。
昔の呉服屋のような店先では、たくさんの着物を座敷に広げて、お店の人と客の女性たちが、歓声を上げながら品物を選んでいる。

私はうっかり車の中にバッグを置いてきてしまい、買い物をすることも電話をかけることも出来ない。

こりゃ参ったな、と思っていると、連れの男性が石で組んだ足湯に両脚を浸けてぼんやりしているのを見つけた。

私が不機嫌な顔をして近づくと、彼は何食わぬ顔で
「足首にハンダダがたくさんまとわりついて焦ったよ」と言った。

ああ、そう言えばこいつKYで有名だったな、と呆れつつ、どんな時も財布とスマホだけは絶対手放してはいけないと、強く思った。

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