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現地大学のカウンセラーコース話③

さて、コース2年目。

チャーリーとローナは2年目も続けると言っていたけど、経済的負担を理由に来なかった。イリーナは途中で精神的負担を理由にドロップアウト。不倫の彼に捨てられて落ち込んでいると人づてに聞いた。

リン、サム、ジム、(今思い出した)ジョージーナ、シャロン。そんな少人数での2年目だった。


最初の半年は毎週結構な量のエッセイを書かされることとなり、書くことにあまり自信のなかったわたしは結構泣いた。

サムは離婚が決まってすっかり自由になったのはいいのだが、新しい彼氏ができるまでは「いっしょに夜バーに行こう」とかよく誘われた。

申し訳ないがわたしはおいしくお酒が飲めないし、夜出かけるのは好きじゃない。個人的な感情じゃないのよと断り続けたため、わたしはすっかりつきあいの悪い女になってしまった。

でもしばらくするとサムにも新たな彼氏ができて、毎回ウキウキ授業に出るようになった。よかった。。。


ジムは淡々と過程をこなしていた。頭の回転が早く論理的でいつも落ち着いているため、相変わらず頼りになるおっさんだった。


さっき思い出したジョージーナとシャロンはいつもふたりペア。どこにいくにもペア。まるで双子の姉妹のようだった。そういえばジョージーナは前の夫に対してすんごい恨みの感情を持っていた。ときどきすごいことを言って、周りのみんながドン引きしていた。

シャロンには長年の夫がいて特に何不自由してないのだが、夫の無関心ぶりや単調で退屈な生活に飽き飽きしていて何事にも常にあきらめモードだった。


そしてわたし自身。

このころ父は肝臓がん末期、祖母は認知症。日本に帰りたいけど帰れないという状態だったので非常に不安定でした。

そんな「あんたら大丈夫なん?」っていうメンツで、カウンセリング理論とその実践がメインの2年目が始まりました。わたしはちょうどビリーフワークをかじっていたこともあり、認知行動療法を選択しました。

これが後に結構大きな選択だったことに気づくんですわぁ。


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ヨーコ

人生を最適化してくれるであろうことを体験したり学んだりすることに使わせてもらいます。使い道はnoteに書いて還元していきますね♥