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現地大学のカウンセラーコース②

ある意味強者ぞろいで始まったこのコース、来談者中心療法をマスターすることから始まりました。


最初の数か月は、お話をじっくりきく傾聴から「それはこういうことですか?」などと話を別の言葉で返すリフレーミング、話の要点をまとめるサマライジング、セッションを終えるクロージングなどを「スキル」と称して、ロールプレイで延々練習するというのをやってました。

リフレーミングは、カウンセリングをする側の心のものさしといったものが結構顕著にあらわれるもので、人によっては(ん?そういう解釈になるのん?)と思い思わされることもあって、最初のうちは面白かったですわぁ。

でもまぁそういう解釈の違いが少なくなるようにと、自分の感情や思いをわきにおいておいて、相手の世界に片足をつっこんで共感するっていうことの練習が少しずつ始まり。


そして実際に始まってみるとわたしは「その解釈、違うがな」「あなたはそういう風に思うんやね」ともどかしい思いをする反面、チームの人たちには「え~っ!なんでわかるのぉ~!」「そうそう、そうなのよぉ~!」「わかってくれるのねー」と言われることが多く、わたしの中でアレレ?マークが。

みんな普通に自然にやってることやし、なんか当たり前だよね?これ練習するもんでもないよね?とわたしは思ってましたが、何やらこっちの人は難しいみたい???


ん?


ということは、日本人だから普通に自然にできるものなのか???


うーん。


こういうのって、時間をかけて培われるもので、ちょっと練習したからってすぐにできるようなスキルやないのやね~。


ちょっとアンニュイになりながらも、サムからは主にドメバ話を、ジムからは主に仕事上のストレス話を傾聴し、ときどきリフレーミングとサマライズを入れて、最後は5分ほどかけてクロージングと、一応形式に沿ってこなす日々でしたわ。

そんなこんなのいい感じで、最初の1年は無事終わりましたです。


③に続きまっす!

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ヨーコ

人生を最適化してくれるであろうことを体験したり学んだりすることに使わせてもらいます。使い道はnoteに書いて還元していきますね♥