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今週の備忘録(1/2〜1/8)

新年が明けました。
今年は書くと宣言し、継続していきますが(つもり)、
新年早々特段話すこともありません。

年末年始は実家に帰り、飯食って酒飲むだけでただただ太りました。
頑張って痩せていきます。(つもり)

とりあえず、毎年恒例の1月4日の新日本プロレスの東京ドームも終わり
新年がスタートです。

そんなこんなで今週の備忘録です。悪しからず・・・

①非常宣言

娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、 緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事態宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度1万メートル上空の愛する人 を救う方法はあるのか—?!
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新年一発目は韓国映画からスタートです。
「新年からソン・ガンホとイ・ビョンホンの共演は見逃せねぇよ」と
そそくさと公開日当日に映画館へ。

いやー。文句無し。
素晴らしい出来の映画ですよ。まぁ、安心して見られる。

飛行機内で起こる密室スリラーであり、サスペンス・アクション要素も満載。
一つの映画に様々な要素を絡め、まとめ切る脚本も完璧。

新たなウイルスへの恐怖感は2020年のあの時代を想起させ、過去のことのように感じます。(日本に帰港した船あったよね… すごくあの当時の感じが蘇りました。)
錚々たる役者陣は言わずもがな・完璧な脚本、この要素だけで「今すぐ映画館へ行け」と言いたくなります。

昨年も「モガディシュ」等凄まじい作品を連発する韓国は新年からやってくれました。
今年は更にどんな映画を見せてくれるのでしょうか。
日本映画でこの規模でこのクオリティの作品を見て見たいのです。

②かがみの孤城

学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。 ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。 戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めたころ、ある出来事が彼らを襲う― 果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは? すべての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける―
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原恵一監督最新作。
個人的には前作「バースデー・ワンダーランド」を見ていない為、
「百日紅」以来となりました。

うん。良いんだよ。全然。
クオリティ高いし、面白かった。

でも、途中から「これってこうだよね。」って気付いてからその通りの展開に。
サスペンスだけど途中からなんとなく理解できて、想定を超える展開にならなかったのが、ちょっと残念でした。

でも、生簀かない学生時代を過ごし同じような境遇を抱え、
今もトラウマのように感じる自分にはすごく身が引き締まりもしました。
外の世界に目を向ければ何かが変わるんです。
でも、学生時代の自分には学校が世界そのものなのです。

本当に素晴らしいメッセージ性もあり、共感させてくれるだけに残念なところが
心残りとなった作品でした。

③そばかす

物⼼ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」⾃分に不安を抱きながらも、マイペースで⽣きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は 30 歳になった。⼤学では⾳楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、⺟から頻繁に「恋⼈いないの?」「作る努⼒をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎⽇。ついには無断でお⾒合いをセッティングされる始末。しかし、そのお⾒合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…
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個人的な話ですが、去年あたりから中規模から小規模の邦画を意識して見るようにしています。本当に意欲があって、魅力的な作品が多い。志ある人たちの少しでも力になりたいと思って始めています。

「そばかす」もそのようなくくりの中での鑑賞です。
三浦透子さん。去年の「ドライブ・マイ・カー」で初見でしたが、
改めて良い役者さんだなぁと感じました。
そして、前田敦子さんも女優としてどんどん魅力的になっています。

恋愛感情を抱くことのない女性。
圧倒的マイノリティな中で生きるのですが、周囲の理解は得られることなく
社会との間隔は開くばかりです。
その中で強く生きようとする姿には応援せざるを得ません。

一人一人を尊重し、強く生きようとする人を応援する社会になって欲しいと
望むばかりです。

個人的には三宅弘城さん演じるうつ病を抱えたお父さんがすごく良かったです。

④ドリーム・ホース

イギリス・ウェールズ、谷あいの小さな村。夫と二人暮らし、パートと親の介護だけの“何もない人生”を送っていた主婦ジャン(トニ・コレット)。ジャンは馬主経験のあるハワード(ダミアン・ルイス)の話に触発されて競走馬を育てることを思いつき、村のみんなに共同で馬主となることを呼びかける。週10ポンドずつ出しあって組合馬主となった彼らの夢と希望を乗せ、「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられた馬は、奇跡的にレースに勝ち進み、彼らの人生をも変えていくが・・・
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この作品は実話を基にした作品とのことです。
実話を基にした作品ってよく見かけるのですが、
「そんなわけあるかぁ!」って言いたくなっても、
「実話だから」って圧倒的正論を突きつけられるとどうしようもなくなりますね。
もどかしような。「事実は小説より奇なり」ってあるよなと感じさせられます。

そんなこんなで「ドリーム・ホース」なのですが、
新年に見る映画としてふさわしい。幸せになれる映画でした。

登場人物みんなキャラが立っているし、最後には希望をもたらしてくれる。
街が団結するって本当良いですよね。日本でも多く「おらが街のスター」がありますが
海外にもあるんですね。良かったです。

最後まで幸福な時間が続くし、よくわからないエンディングまで必見でした。
何も考えず、幸せな気持ちになれるって本当に良いことですね。

新年早々長くなりました。
今年は復活して、映画を中心に書いていきたいと思います。
どこまで続けられるか分かりませんが、お付き合い頂けますと是幸いです。

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