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わたしが持っているものが刃なら、人を傷つける凶器でもあり、生き抜くための術であり、またいつか誰かを守る武器にもなるだろうか。 おそらくそれは理性であり、言葉であり、わたしの生き方そのものなのだろう。 ほんとうのことをいうと、刃物ではなく毛布を持ちたかった。凍える誰かの背中に、あたたかな毛布をかけてあげられる人に憧れていた。そんな人になりたかった。 でもあいにくわたしには、無償の愛でできた上質な毛布はなく、たくさんの人の愛を拾い集めてつなぎ合わせた、つぎはぎで隙間だらけの
最近、あることを知って、自分の心のつらさや身体が治るかもしれないという希望が沸いてきた。一ヶ月がんばって取り組んでみたけど、がんばりすぎてまたこんな風に病んでしまった。 根本的な原因がなんとなくわかったけれど、でも、それを解決するにはあらゆる問題が山積みだった。何せ生まれた時から始まっている問題だ。根深い。どうやら時間もかかるらしい。 心が折れそうだ。もう諦めたい。病んだままでいたら理解はされないけど優しくしてもらえるし、群れて傷も舐め合えるからな。 でも群れて傷が舐め