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佐伯祐三展へ




「佐伯祐三
自画像としての風景」



大阪中之島美術館
2023.04.15〜2023.06.25



30歳で亡くなっているため
パリに渡ってからの
本格的な画業はわずか4年半とか

今回は
芦屋空襲を免れて
残ったものなどなど
140点ほどの作品を
展示されているのだそうです。



思いの外、人が多くて
どこから観ていいのか一瞬
怯んでしまいました💦
が、気を取り直して
順路通りに進みます。


まずは有名なこちらが、
どーん、と。

「立てる自画像」
実はこちら、B面だったとは!


「夜のノートルダム」
こちらが本来のA面


なんとなく
パリの作品が多いイメージで
居ましたが
大阪、東京の風景画も多く
その後の
再渡仏後の作品に
繋がる流れで展示されていました。


どんどん削ぎ落とされ
シンプルな、けれども力強い描写
そして美しい色使い
とても迫力がありました。



撮影不可のもの以外で
私が特に気に入ったものを
並べてみると、、、


白い壁の家



渧舶



彌智子像


ひとり娘
お父さんと同じ結核に罹り
祐三の死去ののち
2週間後に亡くなられてるんですね。。。
わずか6歳だったそうです。


米子像



ポスターとロウソク立て


煉瓦焼


人形



人混みを避けて
観たので中盤はほぼ流すだけに
なりました。
今回のみの展示作品もいくつか
あるとのこと、
見逃したものがあるはず😢



そして、そろそろ終盤です。

黄色いレストラン




コルドヌリ


洗濯屋





そして今回
私が一番気に入った作品が
こちら

リュクサンブール公園

マロニエの並木
行き交う人々

自分もその中に居るんじゃないか、
そんな風に思えました。




ラストはこの3枚が並んでいました。

郵便配達夫



郵便配達夫


偶然訪れたと言われる
郵便配達人


ロシアの少女


明るく美しい色合い
黄色とオレンジ色がいつまでも印象的。

生命力。
最後にこの絵とは
なんだか、メッセージを感じます。



冒頭にも触れましたが、
コロナ明けて
入場制限もなくなったため
そして、地元大阪
お昼時に行ったせいか
結構な人、人、人

少し前の
まだ静かに観ることが
できていた頃が
懐かしく思えました。
あれはとても
贅沢な環境だったのですねー



できれば
予約制で人数制限を
続けてほしかったですが
運営上、難しいのでしょうね。

静かにゆっくり観たい方は
夕方頃に行くのがいいかもしれません。


もし機会があれば
私も、その時間に再訪してみたいです。



余談ですが
音声ナビゲートは
有働アナ。
こちらも人気があるようです。


(私は山田五郎さんの
youtube大人の教養講座で
あらかじめ予習していきました☺️)

佐伯祐三は高校の先輩だそうで
いつもよりボリューミーで
とても勉強になりました。




大阪中之島美術館は
開館一周年

メインの長いエスカレーターから



太陽の光が
差し込んでできる影が美しくて、、、
見逃せませんでした。




さてさて、

次の予定まで
少し時間があったので
館内で食事とお茶の時間に。


この日は快晴☀️
迷わず
テラス席をリクエストしました!

爽やかな風が靡いています


食後、
この後に備えて
デザートは我慢してお茶だけに🤭

気分はハーブティー🌿
ルイボスシトロン



大阪中之島を散策しながら
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街歩きには
最高によいお天気でした🍃☀️

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