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闇動画

noteのサムネむずい。何で全画面できないの?ムカつく。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
私、新しい仕事の入社日が決まったにも関わらず、コロナの影響で会社がテレワークになり、入社日が延期になりました。
はい、まだ預言者です。

いい加減、家にいるのが苦痛になってきました。
自律神経の乱れを感じるので、心穏やかになるために、僕の大好きな闇動画についてメモをしていくことに決めました。勝手にレビューしていきます。

コロナの影響で家にいることが増えた皆様。
オカルトをみて盛り上がってみてはいかがでしょうか。


記念すべき第1作だが・・・

予告はなんだかおどろおどろしいけど、なんてことはない映像。

闇動画は、本当にあった呪いのビデオシリーズのスタッフであった児玉和土監督が監修するシリーズで、現在24巻まで出ている。

児玉監督といえば本当にあった呪いのビデオ21〜41巻まで演出を担当し、個人的には本当にあった呪いビデオシリーズの黄金期を築いた男だと認識している。

「面接」をはじめ「不気味な女」「ダビング」「中古ビデオカメラ」などの名作を生み出し続けた。
と思えば、反対に、初の夏の3ヶ月リリース企画の目玉である「twenty seven」「心霊博士シリーズ」などの迷作も作っている。

いずれもテレビでの露出もそこそこあるので探すとすぐ見つけられるはず。

ただ「面接」だけは、私NGなので(あの演出全般が苦手だ)、見つけたよなどと、動画を貼って連絡してこないでほしい。


話は逸れたけど、本のろの黄金期を作った監督が放つ、タブーなしの恐怖映像が闇動画シリーズ。
闇動画制作の前には封印映像1〜6という、こちらも大傑作シリーズを監督したばかりで、もう期待値は爆上がりだった。

封印映像

児玉監督が演出した封印映像1〜6は大傑作だ。それ以降は・・・

闇動画はタブー一切なしの恐怖映像ということで、心霊だけに限らない、不思議な映像も多数収録しているわけだが、記念すべき1作目はまぁ、心霊が多いのかな。
大オチは心霊以外だったりもするのだけど。

あ、大オチというのは、オチの後に起こる、本当のオチのことで、たたみ掛けることで驚きや面白さが跳ね上がるという手法。
一般的には2段オチと呼ばれている。

で、この2段オチを封印映像あたりから、多用するようになって、闇動画も例に漏れず2段落ちの構成をしている。

闇動画の魅力としては、先に述べた2段オチもあるんですが、何より児玉監督の構成能力の高さ常に新しいことをやってやるぞという凄まじい意気込みなわけなんですよ。

スクリーンショット 2020-04-05 02.45.35

謎の結界(墓参り代行より)

それは今作の3つ目「墓参り代行」に顕著に出てます。
何でも屋が、山奥に墓参り代行をしにいくというストーリーなんだけど、その墓参り場所には結界が張られていて、何でも屋は気付かず入っちゃうという内容。
この作品も2段落ちではあるんだけど、それよりも1段目のオチが本当に秀逸。

リリースされた2012年って、震災後1年で、恐怖映像もやや縮小気味というか自主規制気味たっだように思う。
本当にあった呪いのビデオは1999年からのシリーズなんだけど、最初期は地味な映像が多く、今見るとものすごい物足りないものばかり。なんだけど、やっぱり人気が出てそこそこ予算も増えたのかちょっと派手めな演出も増えていくんだよね。(例えば「疾走」、「責任」、「井戸」など)

で、やっぱり派手なものだけじゃ、偽物感がすごいってんで、また地味になっていったりするという歴史があるんだけど、この「墓参り代行」はその歴史をぶち破るぐらいアグッレシブに事象が起こる。

それは実際見てもらって怖がるなり、大笑いするなりしてほしいんだけど、まぁ、当時は結構見てて盛り上がったんですよね。
もちろん、封印映像の方が衝撃度は高かったんですけど、今も児玉監督がやっているシリーズとしては恐怖映像の最前線だとおもっています。

闇動画はこのあとも5巻の「どうもー、極悪人でーす!」でおなじみの「イタズラ電話」、どうしても椅子に座らせたい、廃墟の椅子おじさんVS若者の12巻「いすのおじさん」、僕が心霊系の動画で初めて膝を打つほど面白かった14巻「死の円環」、織田無道的霊能力者VS悪霊というありがちな設定ながら意表を突かれまくる19巻「霊能者」など名作が多い。

ということで、もしお暇ならたまにはオカルトもいいと思いますよ。
1〜5巻はツタヤプレミアムで配信中とのことですし、家庭ですぐ見れますね!

僕も全部見直してレビューしたいと思います。


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