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冷静に、結婚のメリデメを考えていた

経営者という立場上、契約というものに人一倍敏感になってしまいました。

特に相手を大切に思っていればいるほど契約の内容は相互にとって限りなくフェアにすべきだし、相手がよく理解していない状態での契約締結は悪だと思っています。そのため、厳密には契約ではないですが多くの法的拘束力があり解約時に慰謝料請求も可能な"婚姻"に関しても、相互に詳細を理解せず安易に契約を巻くことは相手にとって不義理ではないかと考えています。
最近はそんな自分の面倒臭い性格もあり、婚姻制度に関して色々調べていたのですが・・・。

すごい!年収に強い傾斜がある場合、入籍すると結構儲かるぞこれ!!!どういうシステムだ!!!玉の輿ってそういうことか!!!しかも男性が年収高い側の場合は親権オプションが付いてくるから結婚まだわかるけど、女性側が年収高い場合親権は未婚でも発生するから、つまり〜・・・どういうことなんだ!?

そして私はちょうど同じ時期に高収入男女の人数について仕事で調べていました。そのボリューム差にも驚きましたが、一番びっくりしたのは高所得者の男女別の未婚率です。

20-39歳で年収700万OVER女性
93500人 うち未婚は36700人
20-39歳で年収600万OVER女性
194900人 うち未婚は86400人

就業構造基本調査 / 平成29年就業構造基本調査 / 都道府県編(全国,全国市部,都道府県,都道府県市部,政令指定都市) 人口・就業に関する統計表

20-39歳で年収700万OVER男性
732800人 うち未婚は124,400人
20-39歳で年収1000万OVER男性
160600人 うち未婚は19400人

就業構造基本調査 / 平成29年就業構造基本調査 / 都道府県編(全国,全国市部,都道府県,都道府県市部,政令指定都市) 人口・就業に関する統計表

女性の上方婚志向×女性の所得増で未婚率UPみたいな説もありますが(今日はココの是非については話さないけど)、そもそも所謂下方婚の場合に、相手を養う覚悟はあれど結婚(特に法律婚)という形を取るインセンティブがないから、それに準ずる関係であっても法律婚まではしないといった形で下方婚が少ないとも考えられるのではないかと思いました。

なので今回は収入が女性>男性の場合の法律婚に関して、どういうメリットが想定されるのか。それを考えることによって、どうすれば高所得女性も結婚という選択肢を取りやすくなるのか実験的に考えてみたいと思います。

※本noteは、
結婚している人を否定するものではなく、
収入によって人を評価する目的でもなく、
私が結婚をするしないという話ではなく、
あくまで制度としての話をしていますのでその点ご了承ください。

※婚姻制度の専門家ではないので、誤解している点などがあれば教えてください。

まず、結婚した際に発生するメリットを思いつく限りで書き出してみました。
同性婚解禁の議論でどの点がデメリットになっているかを参考にすると、結婚のメリットが見えてきやすかったです。

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