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はじめての同人誌即売会:神戸かわさき11に行った日の日記

2024/6/2
カプセルホテルで目を覚ます。

他の利用者の音と慣れない環境のせいで、昨日はなかなか寝付けなかったけど、意外に疲れは無くて不思議。


髪を解かして服をホテル備え付けのものから着替えると、カーテンを穏やかな日差しが照らしているのが見えました。


珍しく前髪を下ろしているので鏡を見ると少し不思議な気分。

朝食を食べてからチェックアウトしようか悩んだけれど、めんどくさくなってそのまま出発。

晴れているのかと思ったら大分曇りっぽい感じ。


街路樹のある風景

駅の脇の高架下をくぐるとファミマを捕捉。
ネットプリントでケッコンカッコカリの証明書発行用の書類を印刷。いよいよな感じがして大分気分が高まります。

日が射していないからか写真はあんまり気乗りしない感じだったけど、やっぱり知らない町を歩くのは楽しい。

緑を追いがち
島のなまえを見つけたり
綺麗な街ですね
立派な合同庁舎
もう六月。うそでしょ


前日に予習した道を辿り、日本一短い国道を抜けると見ゆるは神戸税関。

存在は知ってましたが神戸だったんですね。
美しい近代建築


大震災を乗り越えた建物は静かな威厳を持ちながら佇んでいました。

入口には「土日開放」とありました。
どうやら中を軽く見学できるそう。

実は先を急ぐために一度スルー、でもこのままだと着くのが9時半になりそうだ、ということですこし寄り道を。

意匠が凄い


まんぷくやアルキメデスの大戦、海賊と呼ばれた男の撮影に使われたそう。

なるほどねえと思いながら展示の方へ。
解説の音声ガイドを聞いていると、どこからか人間のガイドさんが登場。

神戸税関の前身は幕末の兵庫運上場だったことや、戊辰戦争のときに外国との間でごたごたがあったこと、神戸市の初代市長が伊藤博文だったことも教えてもらったり。

最初のころの輸出品はお茶が多く、その後にでてきたのがマッチ。
マッチ産業は明治維新後の武士の失業対策として始まったものらしいです。
いまでもマッチの全国シェアの八割が兵庫県産だとか。

輸出品からは少し外れますが江戸後期はお酒が有名だったらしく、そのころの江戸の酒の八割が兵庫県産だったらしいです。おいしい水と、急峻な六甲山系が近いおかげで水車での精米がやりやすかったおかげ、ということを教えてくれました。
近年の輸出品は高品位プラスチックやEV用バッテリー、工作重機が主だそう。




こちらは初代庁舎。小さくてかわいい。

二代目神戸税関は関東大震災の後に立てられたため、耐震に関して気が配られてるらしいです。
なんでも地面に900本の杭を打ち込んでいるそう。このお陰かなんとかその後の大震災も耐え、今も神戸を見守っているのかな。
調べたところ二代目庁舎の着工が1923年4月、関東大震災が9月1日でした。

太平洋戦争ののち、空襲も乗り越えた神戸税関庁舎はGHQに使われることに。そのころに色々落書きされたらしく、税関庁舎として戻すとき大変だったそうです。

占領期に書かれた絵の大半は消されましたが、このときたまたま戸棚の裏に隠れて残っていたものがありました。
それは海をゆく帆船の油絵。

この絵は阪神淡路大震災後の修復工事の際に発見され、現在は一般公開で見学することができます。11月だからぜひ来てねと言っていました。行きたいぜ。


現用の庁舎は2代目と繋がって建てられていて、もともとロの字型だった庁舎の西側を取り払って、そこに新しい部分を付け足した形になっています。
新造部分の上階はまるで船の艦橋のようですが、これは実際にモチーフにされたそう。

ガイドさんと別れ、解説ビデオを見ている間に申請書類を仕上げます。授業中に関係ないことしてる気分。

意外と税関に時間を使ってしまったので、急ぎ気味で国際展示場に向かう。ポートアイランド駅は少しだけ行ってみたかったけど、泣く泣くスルー...


高架大好き


さよなら税関
この辺りは特に古そうな建築が残ってますね


昨日とは別のフェリーが。名前が見えず…
神戸大橋


フォロワーさんも撮ってた


田舎民視点だといろいろとスケールが大きい


計画都市の中のモノレールも好き好き。


結局到着は10:40くらいに。
2号館はどれだと一瞬迷いかけたけど、人が多い方に行ったらなんとかなって結果オーライ。

にしても会館50分前なのにすごい人。ほんとにこれ11周年を迎えたコンテンツのイベントなの...
カメラを持ってる人も多くてニコニコしつつ、パンフを買って列へ。

田舎に慣れた身からするともうものすごい人で、若干辟易しつつ運営の人は大変だなーと思っていたら入場開始。
ぞろぞろとなだれ込んで行きます。
真っ先に向かうのは鈴蘭台、環海鎮護総監部神戸事務所臨時窓口。
書類を出すといろいろ書いてはんこを押されて...とほんとに役所にいる気分。たのしい。机の透明カバーとさらにその下の緑のカバー、隙間に挟まる記入例が役場の受付そのものです本当にありがとうございます。
大分最初の方に行ったと思ってたのにすでに整理券番号は38で若干困惑。

てんぱってて気が回ってなかったんですが、なんかチラシ関連あったんですねもらえばよかった。


たくさんの人にもみくちゃにされつつ次に向かったのはREEE(へきラボ)さんのとこ。無事新刊をゲット。かわいい冬月さんがお出迎え。艦娘さんを見ることがまず無いのでがちがちにになりつつ。つぎにダイヨンシークエンスさん。新刊と読後焼却を購入してかなりうれしい。

人の波にへろへろになってすみっこで休憩したのち、飛び石さんのところへ。初めて艦娘に会った話読みました~と言うと早川さんですか~?と言っていただいてうれしかったです。コミュ障全開で感想を伝えて離脱。次にさめさんのヘイウッド本の方へ。

歩いていると右をみても左をみてもいいものが飛び込んできて、幸せをかみしめつつ進みます。
何気なく艦娘さんが目に入ってきて、ここは天国か何かか?となってました。
そろそろできたかなと思いつつ鈴蘭台に戻ってみるとなにやら大きな大鳳さんが研修中でした。上着かっこいいですね。
とかなにやら言っていたら39まで呼び出しがかかっていたので受け取りへ。
研修中の大鳳さんが渡してくれました。うれしい。心の中の何かが歪んだ音が。

そのあとお隣の第一海洋特機さんで艤装の取説と艦娘母艦合同のプレ版を購入 テンション上がるなぁ~
ネフライトマシンさんの新刊も買わせていただきました。綾波かわいいね。
そのお隣、TEXTONLYさんの「1478、艦娘ラジオ神戸発」もお買い上げ。ついったでお見掛けしたときから欲しかったのでうれしい。ラジオ局やテレビ局のコールサインが大好きなので裏表紙の一文がたまらないです。

再びよたよたになったのでコスプレ撮影コーナーの方へ。
島風鹿島さんのとこに長蛇の列が。まわりのカメラをみて見るとみんな手持ちストロボやらレンズの先につけるリングストロボやらで気圧され気味。
一応撮影許可証はもらいましたがコミュ障が祟って禄に声をかけられず。くるしい

旋盤ちゃんの人を撮らせていただきました。マジでありがとうございました。
洋上迷彩の上着の由良さんがいてカッコよかったです。FMを持っててさらによかったです。
艦娘さんとモノスゴイカメラを持った人、なんならその両方の人がいてこれもまた天国でした。

空腹も忘れて渚茶屋。さんのほうへ。新刊と「うみの子たちよ。」を購入。サラサラの手触りが好き好き大好きです。

壁サークルの方も人がはけてきたので草壁さんのところへ。伝家の宝刀全部くださいを使い、完S勝利。
ふらふらしているとなにやらすっきりとした表紙を観測、防波堤さんという方。予算の都合で一冊だけにしようということで濃紺の方を選びましたが、普通に二冊とも買っておけばと後で激烈後悔することに。

TLをチラ見してみると、なにやらフォロワーの方がおすすめしているのを発見。買うっきゃない!と急ぎ鈴蘭台へ向かい確保したのは、はるなつさんの「仮想鎮守府基本計画図」。

そのあと最後までフロッピーを買うか悩みに悩んで腹をくくり、けんぶん掛さんのとこでフロッピーと書籍くださいと言ったりして終了。たぶん三ツ葉さんが対応してくれました。ありがとうございます。
たのしかったです!!!!!!!懐は寂しくなりましたがまあOK
終わってから名札とか作った方がよかったのかな~と思いましたが、つけててもたぶんあんまり認識されないと思うからやっぱいいかなとか考えてました。でも付けてて損ないからやっぱあったほうがいいのかな

アフターイベも楽しそうだったけど帰りを考えると大分苦しいのであきらめ...
ということで会場を後にしました。

さいごにスタンドを記録。

でっか。
かわいいね

離脱したあとにぽつぽつポスターの話が出てて、もう少しいても良かったかな~と少し後悔してました。でも冷静になるとどうやって持って帰るんだ。でもあれもこれも買っておけば良かったと後悔が降り積もります。絶対来年も来るぞ、というか金沢も行きたい。


クローズアップ現代と言われてて笑ってしまう


とそんなこんなで帰りの鈍行に揺られています。みなさんお疲れさまでした!


わすれないよ


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