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不幸な時しか書けない女のnote

全く書けない。

きっと今幸せだからだ。

私は幸せだと本当に書けない。
友達と遊んだ後は書けない。面白い動画を見た直後だと書けない。なんなら食後も書けない。

心が満たされているととても文章を書く気にはなれないのだ。

いつ書けるのか?
ヤバい時だ。
まじで今日書かないとヤバい。寝て無さすぎてヤバい。
めちゃめちゃ不安でヤバい時、私はめちゃめちゃ書く。

要するに、きっと私の「書く」というエネルギー源は負の感情なのだ。

割と早い段階でそれに気づいた私は、書くために頑張ってテンションを下げることを始めた。

私が書きたい時何をするか紹介しよう。

まずは雰囲気作りからだ。
クリープハイプの曲を聞く。
これは決してクリープハイプさんをディスっている訳では無い。
彼らの曲を聞くと、それを聞いてた時を思い出して、過去の感情をカムバックすることができるのだ。

過去の「負」をリサイクルしてるってわけだ。

そして壁をただただ眺めて「頑張って」テンションを下げていき、「頑張って」アイデアを考えてみる。

つまり日々が満たされていれば満たされているほど、不利な状況へと繋がる。
皮肉な話だ。

書き始たら混沌だ。
いきなり「なぜ世界には食べ物に困っている人々がいるのだろう」とか考え始めるし、途中で泣く。
小学生の時にされたいじわるを思い出して下唇を噛んでたりもする。

生理前の女みたいだと言いたくなったが、女でもこの発言をしたら炎上するのだろうか。
とにかくネガティブになる。

なので友人に会う前に書いてたりしたら、結構な確率でバレたり、「なんか嫌なことあった?」と聞かれたりする。

こんなに書く事で周りに迷惑をかけている人はあまりいないだろう。

正直読んでくれる人が居なければ書いてないかもしれない。
いや、もしかしたら不幸であれば負の感情を発散するために書いているかもしれない。

とにかく書くということは私にとって楽しいことではない。

ただ、私はまた「書く」という事に頼る日がいつか来るだろう。
それは決して将来不幸になると思っている訳では無いが、辛い時は来るだろうという意味だ。

私には結局「書く」ということが必要なのだ。
ただの腐れ縁だ。

そろそろ友達に会わないと。
じゃあ、幸せになる前に。
また今度。

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