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2月の分娩ラッシュに向けてぼちぼちと

里帰り出産の友人とあれこれ話をしてたときのこと。

”もうすぐ分娩だね。”

ともうちょっとで口に出しそうなところを慌てて”出産”と言い直しました

頭の中には牛の分娩が毎日大きなウェイトを占めているので、ついつい言葉に出ちゃうんですね^^;。

分娩2ヶ月前からの休息期間(=乾乳期)

いま、搾乳を続けている牛も、分娩が近くなると子牛へ栄養分を与えるようになり、乳もほとんどでなくなってきます。
乳量が極端に少なくなるか、分娩2ヶ月前になると”乾乳期”として搾乳を止め、牛舎から外に出します。

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冬でもこんな感じで外でまったりとして予定日までのんびりしてます。

来年2月には10頭以上の分娩が待っています。

牛舎は80頭ちょっと入るので、1割以上の牛が入れ替わりの場所が確保できるよう、廃用牛の見極めをしたり、早めに入れ替えたり、パズルのように牛が入れ替わっていくことになります。

搾乳牛=分娩した牛 という現実

牛乳は子牛への生乳を分けてもらっている訳で、300頭以上の搾乳牛がいる牧場ではほぼ毎日のように子牛が産まれているはずです。その子牛たちの面倒を見るのも牧場の大切な仕事。それに比べたら少ないとは思いますが、冬なので産まれた子牛が寒さにやられることの無いよう、普段以上に注意しながら対応すると思います。

いまは、分娩牛も少なくて牧場の毎日は平和ですが、嵐の前の静けさなのかも知れません(笑)。


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