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セキュリティの堅牢性を確かめた・・・・

”パターン認証”を忘れてしまった

Androidスマホの画面ロックはパスコードと共にパターン認証が使える。

9つのドットをなぞっていくだけなんだけど、自分で設定した内容を失念してしまった。

さて、どうすればいいんだろうか。

結論から言えば、”どうしようもない”。ホント、どうしようも無いんです。

実際にやってみると分かりますが、誰が何をやっても、スマホを工場出荷状態に初期化してみても、ダメ。画像1

画像は、電源ボタン+ボリュームボタンをある押し方で工場出荷状態に戻す為の手順で出てくる画面。 良い子は真似しちゃいけません(笑)。

Googleアカウントを覚えていたら復活できる

初期化した後も、Googleアカウントへのログインが求められるのがAndroidスマホ。ここでログインできれば、Googleが保存しているスマホのシリアル番号(IMIE番号)との紐付けができて、バックアップから元に戻せる。


セキュリティの仕組みには本人か他人か関係ない

しかし、このGoogleアカウントすら覚えていない場合は、本人として証明する方法が全く残されていないので、このスマホを自分のものとして元に戻すことはできません。

デバイスプロテクションという、盗難防止の仕組みです。

本人によるパターン入力、もしくはGoogleアカウントへのログインができない限り先に進めないようになっています。

何度「ごめん! パターン、忘れたから何とかして!!」
「私、本人やねん!」と言ったところで、許してくれません(笑)。

期せずしてこのセキュリティの堅牢性を証明できた感じです。

携帯ショップで購入したスマホはショップへ

結果的には販売店に事情を説明して初期化の先へ進める方法を聞いてみたら
「○○円(数千円)で、修理でお預かりします。」となり、代替機も貸し出してもらえました。SIMフリースマホであればきっと購入元からメーカーに送ってデバイスプロテクションを解除してしてもらうことになるのかも知れませんね。
最初からGoogleアカウントをしっかり管理していればこんなことにはならないんですけどね(泣)。

自分を守る方法を理解しておくこと

家の鍵を他人任せの人っていないと思います。 
キャッシュレス決済や、スマホ認証等もあり、スマートフォンそのものが本人を表すことも少なくありません。

iPhone、Androidいずれの場合でも、
・Googleアカウント(〜gmail.com)やAppleIDとパスワード
 可能であれば、いずれも二段階認証まで
・端末でのセキュリティ設定(パスコードやパターン、FaceID等)
このあたりをきちんと設定しておきます。

Google の二段階認証については、上のサイトで確認・設定できます。

必ず、設定しておきましょう。

”心理的”な攻撃が今は主流

前述のパターン認証や、パスコードの入力、FaceIDやTouchIDなども”本人”を機械が判別するための仕組み。コンピュータが人間を判断する為に必要な材料を提供しています。
ただ、メールやSMSで届く様々なお知らせの多くは”心理的弱点を突いて騙す”ことが多く、こうした攻撃はシステム的に防ぐのは難しい。

「 メール、SMSはいずれも身に覚えのないことは全てNoか無視 」
「 ”無料”に釣られて個人情報を安易に提供しない 」
「 無料ゲームやアプリからのリンク先へ安易に飛ばされないように 」

この3つだけでも意識しておくと余計なトラブルに巻き込まれることは激減します。

いくら技術が進んでも他人にできることはどうしても限られます。
実際に、IT機器を使う本人が意識を持って自分自身を守る。そんな時代だとつくづく思います。

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