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”買い物体験”を心地よく提供する

お盆休みの十勝はどこもかしこも人、人、人・・・(泣)。
ということで、鹿追に引きこもっているわけですが、それでもお盆の食事用にとお寿司の注文を取ることになりました。

隣町の回転寿司屋さん、以前はFAXでの注文ができたので、PDFをダウンロードして紙に記入・FAX送信し、折返し電話もらって金額等を確認して、注文が完了という流れはアナログだけどもわかりやすかった。

それが、完全にオンライン注文のみに変更。

ざっくりこんな感じ。


  1. 受取店舗を選択後、寿司を選んで買い物かごに放り込む

  2. 受け取り方法・日付・時間、氏名等を入力し、買い物かごの内容と金額を確認

  3. 入力内容を最終確認して、注文。

  4. 折返し、店舗から確認の電話を受けて、当日お店へ


一見、シンプルでわかりやすいはず。
ところが、寿司は欲しいネタが値段別に分かれていたりしてとても探しづらい。なので、カートに入れる作業に手間が取られて、結局30分位格闘してどうにか次の段階へ。

ここで名前と受け取り日付・時間を入力したらこんな文字が。

30分以上かかって入力した後でこのメッセージ・・・

そりゃ、ないよ(泣)。
このインタフェース設計、誰がやったんだ?? と思わず叫んでしまいました。
ここで弾くのはお客さんの買い物体験としては一番最悪なパターン。
やっちゃいかんよね。

店休日翌日はオンライン受付NGとするのであれば、寿司をカートに入れる作業の前に、

店舗選択・日付入力 → 店休日翌日なら注文NGとする

この1ステップを入れるのがわかりやすい。もっと優しくするなら、注文可能日をカレンダー表示して店休日もそこに表示して、お客さんが選択しやすくして、困る事がないようにすべきだと思う。 

こういうネット注文の仕組みを見ると、
「あー、自分達で注文せず、製作会社に丸投げしたな。」って思わずにはいられません。

オンラインだからこそ”体験感”を大切にすべき

店舗で直接対応できるのであれば、人と人がやり取りするのでまだどうにかなるのかも知れませんが、オンラインは、そこに用意されたインタフェースがお客さんとのやり取り全て。
ちょっとした違和感を感じさせたり、買いたいと思った人の”買う気持ち”が萎える瞬間を作るのは絶対に避けるべきこと。
”体験感”として、買いやすければまた次も買おうと思えます。
好例として家電量販店や、大手のオンラインショップ等々、見本はいくらでもあるし、実際に自分で買い物をしてみるときっと気づくはず。

こうして、noteのネタにはできたけど(笑)、結局お店まで行って注文するしかない現実。

車も多いしあんまりでかけたくないけど、午後から行くしか無いかな・・・。

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