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メールの送受信は暗号化されてますか?

メールのやり取りは安全? 危険?

毎日これだけ沢山の人が使っているインターネット。
安全に使えている人がほとんどだと思いますが、それは基本的にデータのやり取りに関してはほぼ暗号化された状態でやり取りが行われているから。
ただ、メールだけはそうじゃないってこと、ちゃんと理解してますか? という話です。

メールは”ハガキ”と同じ

ハガキを出す時、”内容を郵便局員の人に見られたら絶対にダメ!”って考えながら出す人はいませんよね?(笑)。そういう内容だったら、封筒に入れて手紙を書いて送ってください。

インターネット上を流れるメールの仕組みは基本的にはハガキと同じで途中の経路上で読もうと思えば読める状態で流れます。

→ ここ、理解してない人結構多いかも

メールサーバーと受信者間は暗号化するのが基本

ただし、送受信に際してメールサーバーへアクセスする時には必ず暗号化した状態でアクセスするの現在の基本的な仕組み。

理由は”メール受信時のパスワードを盗まれないようにするため”です。

また、送信時になりすましの被害に遭うことがないように、送信時にも受信時と同様のパスワードチェックを行っています。

暗号化されていないメール設定が残っている時がある

ほとんどのレンタルサーバー等ではメール送受信時共に暗号化されていますが、5年ぐらいよりも前に設定されてそのままの場合は暗号化せずにメールの受信を行っている可能性があります。その場合、メールのパスワードが暗号化されずに”平文(=そのまんま)”の状態でインターネット上を流れます。このデータをWi-Fi経由で拾えば、本人以外でもメールサーバーにアクセスしてメールを受信することが簡単にできてしまいます。

メールの業務上の利用形態を考えるべき時代かも

こうしたメールの暗号化の有無だけでなく、90%近くが迷惑・スパムメールとなっているメールの現状を考えると、闇雲にメールを使うのではなく、業務でどういった使い方をするのかをきちんとルール付けしたり、送信元として明確な相手以外のメールは全て破棄する。 あと、無条件にメールを受け入れていいアドレスを1つ用意しておいて、そこに対して広告や不特定多数の人からのメールを受け入れられるようにするなど、受信する側で前もって要不要の仕分けを行う方法を考えておくとメール処理時間をぐっと短縮できたりします。

自分のメール設定が大丈夫かどうか不安な方は今一度確認してみてくださいね。

確認方法は利用しているメールサーバーによって異なる場合があるので、管理者の方に聞くか、わかんなかったら、コメントいただけたら分かる範囲でお答えします。


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