粉ミルクとカルピスの面白い関係
粉ミルク、流行ってる?
最近、テレビCMで「大人のための粉ミルク」というのがよく流れてます。
粉ミルク=脱脂粉乳なのですが、これに、ビフィズス菌やらあれこれと体に良さそうな成分を添加して販売しています。
楽天やamazon での販売価格を見ると、300g で2,000円ほど。
赤ちゃん向けの粉ミルクが800gで2,500円強で購入できることを考えると少々割高。でも、こうして少しずつでも乳製品を摂っていただけるのはありがたい限りです。
脱脂粉乳はバターの副産物
脱脂粉乳は主にバターを作った後の副産物。皆さんが美味しいバターを食べてくれたら、残った無脂肪乳を乾燥させたものが、脱脂粉乳=スキムミルクです。
よつ葉乳業のオンラインショップだと、400円弱。
アマゾンだとかなり高い(汗)。
業務用だと、1kg単位の脱脂粉乳
業務用の脱脂粉乳も購入できますが、こちらは1kg単位。でも、1,000円ちょっとで買えるから、かなりお得^^。 毎日、ミルクパン焼いたり、ホットケーキミックスに加えたりとか、あれこれ知恵を働かせないと全部は使い切れないけど。。。。(汗)。
カルピスはバターが副産物
一方で、子供の頃は贅沢品で、お客さんが来た時だけ飲むことができたカルピス
このカルピスは、牛乳が主原料ですが、脂肪分を抜いた無脂肪乳を使います。詳しくは以下のサイトで紹介されています。
生乳 → 脱脂乳 → カルピス菌等を投入 → 発酵 → 殺菌
といった流れで作られます。
余った脂肪分はカルピスバター(高級品!)として販売されています。
このバター、1,500円前後する高級品です。
スキムミルクとカルピスの近い関係
スキムミルク(=脱脂粉乳)も、カルピスも元は脂肪分を抜いた脱脂乳が原料。 非常に近い関係性なんです。
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