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【感想】NHK大河ドラマ『どうする家康』第6回「続・瀬名奪還作戦」

2023年2月12日(日)20時放送、NHK大河ドラマ『どうする家康』第6回「続・瀬名奪還作戦」を視聴しました。

<始まる前に>
瀬名奪還作戦?の続きです。
実際は、暗愚な今川氏真を見限って今川壊滅に動くんでしょ。

<NHKのあらすじ>
今川氏真(溝端淳平)は元康(松本潤)に対し「降伏しなければ瀬名(有村架純)たちを皆殺しにする」と通達した。本多正信(松山ケンイチ)からは「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」という更なる秘策を提案され
実現困難ともいえる大胆な策だが、元康はすべてを託すことに。
正信の命を受けた半蔵(山田孝之)は難攻不落の上ノ郷城に忍び込み、やがて火の手が上がる。
その炎は成功の合図なのか、それとも・・・。

■プロローグ

■ナレーション(寺島しのぶ)
「忍、忍、忍、未だ駿府にて囚われの身のご家族を救うため、忍びを送り込んだ我等が神の君。その救出作戦はあと一歩のところで失敗。」
本多正信と服部半蔵(山田孝之)は、鵜殿長照とその2人の子を生け捕りにするという策を提案します。
元康からGOサインが出ました。
そして、元信の指示で伴与七郎(新田健太)ら甲賀衆の援軍、がやってきました。
死んだ大鼠の娘・女大鼠(松本まりか)が見事な忍術の技を見せます。

---曲---
稲本響

■戦の準備

榊原康政(杉野遥亮)が初陣を果たすため、みすぼらしい姿の甲冑を身に着けてやってきました。
本多忠勝(山田裕貴)の組みに入ることを願い出ました。
そこに於大の方が現われ久松長家(リリー・フランキー)を大将にするよう強引に話を進めます。

■三河上ノ郷城
上ノ郷城を守るのは、鵜殿長照(野間口徹)、氏長(寄川歌太)、氏次(石田星空)の親子です。
攻めるのは名取山に陣取る元康軍です。
しかし、久松長家軍は一本の矢に怯んで退却していきました。


(感想)
今回の大河は戦争のシーンが多くて臨場感があります。
唯一救われる点です。

■囚われの瀬名一家

今川氏真軍は、上ノ郷城に向かい、松平を征伐すると息巻き、出陣していきました。
瀬名や、関口氏純、巴らも同行させられることに。
しかし、たね(豊嶋 花)だけは残されてしまいました。

■名取山では

細工は流々、後は服部半蔵軍を待つのみです。
石川数正(松重豊)から瀬名親子が連行されてきたらしいとの知らせがもたらされました。
遊女姿に扮した女大鼠らが敵軍を切り倒します。
今川軍に扮した服部半蔵一派が城に入り、鉄の玉を合図にゾンビのように復活し、城を這い登ります。
遅いとイラつく元康に、狼煙の合図があり、一斉に討ち入ります。
本多忠勝、榊原康政らが攻め込み、服部半蔵軍が本丸に入り、鵜殿長照は自害して果てました。
長照の子供を探しますが、城から飛び降りましたが、すんでのところで生け捕りに成功です。


(感想)
ゾンビのようなシーンはちょっと??
時代劇でこれはないでしょう。。
服部半蔵達忍びによって上ノ郷城が制圧できたというのは確かなようです。
卑怯とも取れる斬新なアイデアを取り入れた家康の力量はさすがです。

■戦が終わり

上ノ郷城が落ちたことで、関口や瀬名の首を刎ねようとする氏真は、松平勢が城外にやってきたことを知ります。
鵜殿長照の息子2人が立たされ、そして、使者としてやってきた石川数正が、人質交換の取引を持ちかけます。
裏切ったことを激しく恨む氏真は、岡部元信(田中美央)に対し、石川数正を切れと迫ります。
そこに巴(真矢みき)と氏純(渡部篤郎)は自分たちを殺して、瀬名親子を助けるように嘆願します。
すると、川を挟み、氏真が姿を現し、石川数正が瀬名親子とともに現れ、鵜殿長照の息子2人と交換されました。


(感想)
さて、本当にこんな人質交換、そして感動の再会の場面があったのかどうか?
こんな感動的な再会があったのに、その後、なぜ悲劇が引き起こされたのか。
ちょっと、つじつまが合わないですが。。。
やはり、瀬名(築山殿)が今川氏真のスパイとして使わされたと描くのでしょうか。

----つづく----

次回はどうする家康 第7回「わしの家」2月19日放送です。

■感想

ドラマや小説では悪女として語られることの多い瀬名、築山殿は本当の名前は不明で、家康が本当に救いたかったのは長男の信康だったとも言われています。
資料にもほとんど登場しない人物です。
そして、今日の戦場となった上ノ郷城、愛知県蒲郡にあったんですね。
蒲郡は思い出深い地なので身近に感じられました。
幼い頃連れていかれた記憶のある、競艇場の思い出です(今もある?)
なぜか、3大英傑(家康、信長、秀吉)は愛知県出身なんですよね。
そして3人とも愛知県に政権を置かなかった。
敵から守るのに適していない地形だったんでしょう。


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