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刈り取りの大鎌、地獄の大釜

今、非常に奇妙な時代というか時空にいると日々感じている。本を読みYou Tubeを見、活動し体験し、二十代のあの頃以来、●世界・宇宙・人間・生命・神霊の淵源についての思索●前記に基づき如何に生きるか、企画発想して実際に動く冒険するの2つを欠かしてはいない。大きな流れ(世界軸)としてはブッダ釈迦牟尼の根本仏教とユングに始まる深層心理学体系。実際の人生では農業と地域振興分野の企画とコーディネート。その繰り返しの中で人生は十分に意義深い終末期を迎えられるはずだった。しかしそれらの継続の中で、四半世紀前くらいから、国、民族、グローバリズム、謀略、人類的運命の分野での特殊な知見が増加し、この世界の知的構造が何層にも分裂している事実を認知せざるを得なくなってきた。思い切りイメージするなら、国民主権国家という民族の蟻塚の中に巣食うグローバリストという巨大な大蛇が自由自在に動き回り、旧約聖書という絶対的設計図にしたがって、世界と人類の法則そのものを書き換えつつあり、それを遮り阻止しようとする民族勢力・民族国家とグローバリスト勢力の戦争が、ヨハネの黙示録そのものになりつつあるという、預言世界。が、全人類に覆いかぶさって来ているのだ。いや、この二千年まわりの時代に生きているすべての人間は、この世界を巻き込む大渦を体験するべく生まれてきたとも言える。おそらく別の表現をするならば、大脳新皮質の自殺衝動(自己放棄→AI化)を人間が他の脳機能で抑え込み昇華できるかどうかの壮大な試験場の只中に私たちはいる。物質的な脳機能から、量子的な脳機能に、ジャンプできるかどうか。量子的機能を覚醒させた瞬間から、人類は微生物も細菌、ウイルスも完全に制御し、太陽の周期から遺伝子デザインまでを無難にやりこなし、運命を創造し(カルマ・業の制御昇華)、幼年期を脱出するだろう。まるでレイ・ブラッドベリの華氏451度のような静謐な世界に表面上は見えるが、刈り取りの大鎌を持った黙示録の天使たちが、今日もまた何千何万という、青いまま熟せなかった麦を刈り取り、地獄の大釜に投げ込みつつある。静かな侵略と虐殺と洗脳家畜化が、すぐ身近で進行中なのだ。身体が本能的に危険を察知し、心が警報を鳴らしている。世界は今、まるでJ・G・バラードの『狂風世界』のように荒れ狂っている。

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