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どーも、しゅんです。



早速学んでいきましょう。



今日のテーマは「正論を振りかざさない」です。



今日は、私の好きな詩を紹介します。



吉野弘さんという詩人の方がいらっしゃるんですね。2014年に亡くなってしまったのですが、その吉野さんの有名な詩で『祝婚歌(しゅくこんか)』という詩があります。



少し読みますね。



二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは長持ちしないことだと気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい 二人のうち どちらかがふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうかあとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい



と、もう少し続くのですが、こういう詩があるんですね。結婚してからの夫婦の教訓をうたった詩だと理解してます。



この中で、『正しいことを言う時は少し控えめにする方が良い』っていうところがあるんですね。



今回はこれについてお話したいと思います。



少し話が変わりますが、正しいことって他人を傷つけやすいんですね。ゆえに、人に動いてもらおうと思ったら、正しいだけではダメです。



やはり、人は感情の生き物なので、論理と感情の間に立った時は、感情が優位になりやすいです。頭ではわかってるけど、なんか納得できない感じですね。



つまり、理屈としては正しいけど、感情的には納得いかない状態です。



例えば、想像してください。上司から「なんでこんなことしたんだ!誰が考えても、おかしいだろ!」と言われたとしましょう。



論理的に考えたら、確かにそうかもしれないけど、そんないい方しなくてもいいじゃないか!という感情の部分が正しいと受け付けないと思います。



私は介護施設の経営をしているんですが、自分にとっての正しいを押し付けていた時期があります。それはなぜかというと、自分なりに会社を守るという使命感があって、経営をしていくうえで、スタッフにこうしてほしいという気持ちが強く出て、これを言うことが人を引っ張ることなんだと思ってたんですね。



でも、その正しさだけでは人は動かないことに気付くんです。



もっというと、自分自身でも、やらなきゃいけないのはわかってるけど、今はそんな気分になれないってことありますよね?



そう考えると、正論だけでは動かないと言うことが理解できると思います。



人を動かすには正論を振りかざすのではなく、相手の話に耳を傾けることです。



最近どう?って聞いたりしながら、正論を振りかざすことよりも、相手の感情に耳を傾ける高騰をしてみることです。



ということで、今日のアクションプランは「正論を振りかざしていないか、振り返ってみよう」です。



これは、仕事だけではなく、夫婦やパートナーとの関係でもいえます。



奥さんまたは旦那さんに、これ間違ってるよ!とか、これはやって当たり前でしょ!とか、正論を振りかざして論破してませんか?



それは正しくもあり、間違いでもあります。論理と感情、この2つが人間にはあるということを、理解するだけでも違います。



ではまた!



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