あの時は全く英語をしゃべれなかった

今朝、駅のホームの上りエスカレーター近くで見た光景。海外から来たらしい旅行者の人が近くにいたサラリーマンらしき男性に(恐らく)道を尋ねていました。その様子を横目で見ながら思い出したのは今からもう25年近く前の記憶でした。

当時は会社の中の総務部に所属していて、ある日会社の中の上の役職の人のご家族の方がお亡くなりになったということで、その葬儀の手伝いに駆り出されていました。自身の勤務先は外資系の企業ですが、その当時はまだグローバル化が進んでおらず、社風は、というより部署風はコテコテの日本の会社でした(って、バイト以外で日本企業で働いた経験はないので推測です😅)

で、その時は、駅の近くで葬儀場の案内板を持ってたっていたと思うのですが、そんな自分のところに外国人らしき人が寄ってきて何かを話し掛けてきたんですよね。ところが当時の自分は外資系の会社にいるのに英語を全く話せず。何と応えたら良いのかも分からずにテンパってしまい、情けなくも「あ…うぅ…」と言葉にもならないうめき声をだして固まっていました。

そんな様子をみてふと近くにいたサラリーマンらしき人が、スッとその外国人の人に近寄り何かを話して助けてくれました。その様子をみて、英語を全く話せない自分を情けなく感じました。そして、その後も何回か道で外国人に話しかけられる(そして、英語でまともなサポートができない)ということがありました。

それから時は流れて現在。今では日常的に英語を使うようになり、上司も仕事をする同僚も皆、外国人となりました。でも、不思議なことに普通に英語使えるようになってからは、一度も道を尋ねられるようなシチュエーションに遭遇していません。喋れなかった時には結構そういうシチュエーションあったのに。不思議です🙂


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