怒ってはいけないというまやかし

いかり。
通常持っていてもおかしくない感情だ。
それがどう生まれるのかは別として、怒ってはいけないという世間体はおかしい。

怒るのは悪いことだ、醜いことだと考えると。怒っている自分が情けなく思えてくる。
正しい怒り、間違った怒りだなんて馬鹿げた話をさももっともらしく論じる人もいる。
すべて嘘だから安心してほしい。
すべての怒りが正しい。
なぜならそれはあなたの感情だからだ。
生まれてはいけない感情なんてない。
不快に思ってはいけない物事なんてない。

怒ってもいい、殴ってもいい、相手を傷つけてもいい。
きっとあなたはそれ以上に傷ついている。
表現の仕方は何でも構わない。
犠牲は払うことになるかもしれないが、押さえつけられて生きる必要なんてどこにもない。
もしそれが法を破るなら償えばいい。

できる範囲で正直になろう。
自分したいように表現しよう。
自分に対しては、「怒っちゃダメだ」と言うんじゃなく「私は怒っている。けど殴らないようにしよう。」と、まずは怒りをみとめてあげてほしい。