能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(マーメイドS)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(マーメイドS)

エーデルブルーメ
ゴールドエクリプス
アリスヴェリテ
ジューンオレンジ
コスタボニータ
次点で、ファユエン。

米子Sは◎ノーブルロジャーだったので、それ4ー!
って、全く記事を上げていないレースの話からするのは、まあ京都の馬場の話をするためで。ってか、2レース続けてのそれ4だよ勘弁してほしい。

さて、個人的に日本で一番難しい重賞だと思うマーメイドS。昔エアグルーヴが勝ったことがあるレースなんて言われてもねえ。今は6月阪神のハンデ重賞だし。
で、マーメイドSが何で難しいのか考えてみました。
まずは牝馬限定のハンデ戦ということよね。きちんとハンデが機能しているならばそりゃ難しい。
次に開催時期。6月の雨の多い時期。一発雨が降ってしまえば、どうしたところで適性ある馬が変わってしまう。
個人的にはさらに阪神での開催だというのが難しさを演出するのではないかと。
通常の香盤だと、阪神開催は年明けて2月下旬から皐月賞週まで。そのあとは京都に戻り、6週間開催し、鳴尾記念週からまた阪神開催。この6週間間が空くところが分かりづらくさせる気がするのですよ。果たして馬場が良いのかどうかわからない。降雨があれば適性のある馬が変わる、と書きましたが、それは結果論であり、そもそもの予想段階ではどちらに振れるか見極めるのがなかなか困難でしょう。

ところが、今年は京都開催。しかも、マイラーズカップ週からの、連続開催18日目。
ごくごく普通に考えるならば、もう大分馬場も悪くなってるよね、となるんだけど。実際、先週日曜は雨の影響で、グリーンチャンネル発表の馬場差も土曜の-2.1から-1.5まで悪化、差しが決まる舞台となっていました。
ある程度差しが決まりそうなことや、パドックの良さもあって、米子Sではノーブルロジャーを本命にしたのですが、結果は冒頭で書いたとおり4着。
SNSなどを見ていると、決め足のないアナゴサンを差しきれないようじゃ、なんて書いている人もいましたが、ノーブルロジャーで上がり3F33.2。馬場が重かった1月のシンザン記念で強かったこの馬に、それは求めすぎでしょう。というよりも、差し込んで2着に入ったディオの位置取りを見ても、単なる位置取りゲームになってしまった印象。まー、 絶好調のなかで瑠星が多少中途半端に乗った感もありますが、でも大きな間違いがあるとは思えない。要するに、馬場が速すぎて前が止まらなかっただけという結果。

昨晩から明け方にかけ雨が降った結果、京都は稍重でのスタート。ただ、これから雨が降ることなく、かつ気温が上がれば、恐らく馬場はどんどん速くなる。注意しなければならないのは「速くなる」のであって、「良くなる」ではないというところ。
4Rを見ていても、それなりに前も残るし、それなりに差しも届く。まー、日本一難しい重賞の名のとおりのレースになりそうですねえ。

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