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ホームスクールになったわけ。

はじめまして。
私の息子☆2009年生まれの乙女座男子、ハヤブサ君。

彼が本当は何者なのか?その謎を解き明かそうとする旅は、彼が小学1年生の春から始まった。

学校の色々なルールに反抗し、上級生だろうが先生だろうが関係ネェ!とばかりに、相手が誰だろうと矛盾を感じれば戦う。
授業はつまらない。授業中、あまりにも退屈で、ノートと水彩道具を持って、「ちょっとスケッチに行ってきます。」と言って教室を出ようとして、慌てて止められたり。
「テストが早く終わったら、本を読んでも良いですよ。」と言われて、10分で終わらせて読書にとりかかり、次の授業まで気づかず、先生に本を取り上げられたり。

小さな反逆者。

彼の謎を紐解いていくたび、学校が、彼にとって合わない場所だと気づかされる。

ハヤブサは支援級にも在籍していた。そこで出会った素敵な先生のことはまた別のはなし。

先生にも友達にも恵まれたが、3年生の秋、「学校行かない」宣言をした。

退屈で、じっと座ってられない。みんなの騒ぐ声やリコーダーの不協和音、給食の食器が擦れる音が堪らない。トイレやプールなんて汚くて(そう感じて)入りたくない。
不快な事が多いうえに、授業は最初の15分くらいでその時間のめあてを理解してしまう。だけど、答えを先に言ってしまって、「静かにするように。」と次からは手をあげても当ててもらえない。

いつからか、「ハヤブサ君は好きな本を読んでていいから。」と言われて、算数の授業の時も国語の時も、ずっと妖怪の本や怪傑ゾロリ(教室に置いてる本も退屈。)を読んでいた。
他の子供達は、私語をしたり動き回ると注意される。ハヤブサ君は本を読んでも注意されない…。
なんかヘン。

「そっか。学校行かなくて良いよ。良く頑張ったね❗」

私も主人も、彼の正体が少しずつ見えてきていたので、彼の決断に異論はなかった。

今でも、週に2回、支援級に1時間だけ、先生とパソコンで動画を撮ったりアニメーションを作ったりしに通っている。
社会科見学や、理科実験など興味のあるものは参加する。
そこには、すんなりと受け入れてくれるクラスメイトや、彼を愛してくれている先生がいる。
放課後、約束をして遊べる友達がいる。

なーんにも問題ない。笑

家でどんな風に過ごしているか?

それはまた今度。

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