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時差コワーキングスペース、というコンセプト

コワーキングスペースという名前の場所、どんどん増えている印象あります。パイの奪い合いを懸念されている方もいらっしゃると思いますし、実際そういった事態も発生しているところはあるかとは思います。

が、コンビニと同じくらいの数、コワーキングスペースできてもぜんぜん不思議ではない、と思っている私としては、まだまだコワーキングスペースの様々なコンセプトがあって、差別化もできる、と思っています。

そういえば最近、24時間いつでも使えるジムがたくさんできていますが、そういう意味では、24時間いつでもどこかのコワーキングスペースが開いている、という状況もまだまだ少ないと思いますし、少なくとも私の周辺では実現されていないです。別に一つのコワーキングスペースが24時間営業しなくても、近所のコワーキングスペースの営業時間を足すと24時間になってくれれば良いので。

さて、そろそろ本題に入ろうと思います。

「すべてがFになる」という小説がありますが、ご存知でしょうか?その作品の中にでてくる研究所は、みんな研究所にすんでいて、24時間いつでも研究し放題の環境で、みな外の状況を見ることもなく、夜も昼もなく活動していて、昼も夜もない、というような環境です。

で、もちろん24時間稼働環境も良いのですが、そこまでいく前の段階として、「その場所だけタイムゾーンが違う場所」を作れるといいなーと思うのです。

場所は、まあいろいろあると思いますが、やはり、「アメリカ西海岸」時間が、今のIT業界的には最優先かな、と思いますので、「すべてがSF(サンフランシスコ)になる」、サンフランシスコ時間で稼働している場所が作れると楽しいのではないか、と思うんですよね。

例えば、Appleなどのイベントで、すごく深夜に開催されたりすることあると思うのですが、日本にいながらにして、アメリカ西海岸時間で生活していれば、ぜんぜん苦じゃない。

アフターウィズコロナ時代は、世界中のイベントに日本からオンラインで参加できるようになってきていると思うので、そういったイベントに参加するとき(の前後)に、この場所を活用できると面白いと思うんですよね。

例えば、Googleのイベントに、日本から徹夜で参加するイベント、とかもあると思うのですが、そういったものも、ここにみんな集まってできるといいと思うんですよね。

あと、アメリカ西海岸から頻繁に日本に短期間出張する必要がある人が、ここで生活すれば、時差の苦しさなく、アメリカと日本を行き来できて嬉しい、みたいな活用法もあるかも。(そういう意味では、逆に、アメリカ西海岸に、日本時間で稼働する場所を作りたくもなりますね~行ったこと無いけど汗)

(話変わって)私は以前、淡路島の断食道場にちょっと行ったことがあるのですが、そういう感じで、時差に入るときと、時差からもとの日本時間にもどるときには、健康管理してくれたり、できるだけ無理なく移行できるような設備?環境?もあると良いと思います。

あと、アメリカ西海岸の人とずっといっしょに働いている人なら、そこで生活する、という手もあるのではないかと思います。

レストランなども、あちらのお店の支店がこの場所で、アメリカ西海岸時間に合わせて営業されていると、さらに楽しいのではないかと思います。

このコワーキングスペース(?)の場所ですが、あまり街の中心部ではないほうが良いのではないかと思います。

あまり僻地でも行くのが大変なので、街の中心から一時間ぐらい掛かる場所で、その施設以外には特になにもない、、みたいな場所が良いのではないかと思います。

例えば、大阪なら、舞洲方面とか、南港方面とかに、いい場所がありそう気がします。

ベースとして、コワーキングスペースをイメージして話をしましたが、もっと大きく言えば、宿泊場所も合わせて、が良いと思いますし、もっと大きく言えば、レストランやいろいろな店も含めて、そんな感じになるといいな、と思います。大きなハブ空港とかって、映画館的なものもあったりするので、イメージ近いかも。出たり入ったりはある程度管理されていて、あまり自由にできないところも。

あまり閉鎖的にすると、メリトクラシーなゲーテッド・コミュニティ的になってちょっと嫌かもですが。。

というわけで、時差コワーキングスペース、というコンセプトを考えてみた、というお話でした。

まあ、すごくお金かかりそうなアイデアなので、実現できそうな気がしないですが汗

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