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【読書感想】

東田さんの「自閉症の僕の七転び八起き」を読みました。

この本もとても興味深かったです。

著者自身、作中で「すべての自閉症者にあてはまるわけではないですが」と書いているので、彼の言うことがすべてうちの息子にも当てはまるとは思っていませんが、彼の言葉は多くの自閉症者の代弁であると思っていますので、色々と参考になります。

書かれていることは、自閉症者にとってすべてがピタリとまさにそのとおり!ではなくても、当たらずも遠からじなことが多いと思います。

実際、私の周りの自閉スペクトラム症のお子さんを見ていても、やはりどこか共通点が必ずいくつかありますから、自閉スペクトラム症にはたいていの人に当てはまる特徴があるのだと思います。

パニックを起こした時の対処法も、十人十色でしょう。基本的には間合いをとって、安全な状態を保ちつつ見守るのがベーシックな対処法だと心理士の先生から教わっていますが、なかなかそれがうまくいかない場面もあります…。

この本を読んで、一番強く感じたのは「東田さんのお母さんが的確に彼に寄り添っている」ということです。

あぁ、こういうお母さんのもとで育ったから、東田さんは開花したのかもしれない。もしくは、こういうお母さんのもとで育ったら、幸せだろうなと感じました。

子育てが決して上手ではないと自信がない私ですが、不器用でも下手くそでも自分なりに一生懸命、真剣に、楽しく息子と向き合っていきたいなと改めて思いました。

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