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【読者感想】ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

私のフォローしているnoterさん、ボンボンさんの記事中で紹介されていて、興味を持った一冊「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」。

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さっそく買って育児の合間にちまちま読み進めて昨夜ついに読み終えましたーー!(≧∀≦)

読み始めは「う、自分にはこの本はちょいと小難しくてハードルが高かったかも…」なんて思いましたが、いやいやなんてことない。

読み終えて感想を一言で簡潔に言います。

ズバリ!面白かった!難しい本が苦手なこの私が、夢中になってページをめくりました!

ユダヤ人てすごい民族なんだなぁ…と痛感しました。頭をフルに使って全力で生きてるし、伊達に大量虐殺を生き延びてきてないな…と。生命力たくましいし、いかなるピンチにあっても決してあきらめない粘り強さ、ホントにすごいなぁ。あと、頭良い!というか賢いですね。

日本人にはここまで根性持ってる人間って少ないだろうなと思いました。

そしてユダヤ人の母親の教育方法がまたすばらしい!非常に参考になりました。

とにかく子どもに質問をする。困った局面にハマった時、「こんな時はどうすればよいか?」親が解答を教えることはなく、正解が出るまで何度でも自分の頭で考えさせるという、千尋の谷に落とす獅子の教育に近いものがありますね。

それゆえユダヤ人は幼い頃から頭を使って全力で生きることが自然に身に付いていくのでしょう。

彼らは生涯熱心にヘブライ聖書を勉強する民です。

私も個人的に聖書に興味を持っており、時間がある時に読んでいますので、本書に度々聖句が登場するところにも親しみが持てました。

久々に聖書をひっぱり出してきて読み返したりしました。

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タルムード金言集に度々登場する「モーセ」。十戒でお馴染みですね。

聖書のうちモーセが書いた書で私が読んだのは「創世記」(ただしこれは全50節のうち27節までで止まってますが…)と、「ヨブ記」です。余談ですが「ヨブ記」面白いですヨ!^ ^

筆者の石角氏が、モーセと神の交渉のくだりを独自にドラマ仕立てに面白おかしく咀嚼して書いてくれたりして、とても楽しく読むことができました。

あとは「人間万事塞翁が馬」だなぁとも感じましたし、自分が最悪の事態に陥った時、じっと耐えてやりすごすのではなく、それを別の光の見えるものに作り変えるという考え方、それがとにかく斬新だなと脳天かち割られる思いがしました。

困った時、ピンチの時こそ人間の常識を捨て、別の角度(神の目線)でその状態を見ることで、解決策を見出す。ひとりのちっぽけな人間である自分に、はたしてそんな神の目線でものを見るなど御大層なことができるだろうか?とも思ったけれど、試す前から諦めてはだめだなと感じました。

生きにくいこの世をうまく渡っていくために、一生懸命筆者が「がんばれ、日本人!もっと頭つかえよ?」と厳しくも優しいエールを送ってくれている一冊だと思います。

この書のおかげで脳に新しい風が吹き込んできました。今後自分がモヤモヤした時、ピンチに陥った時の対処法として、この本に書かれていたことを思い出し、実行したいと思います。

最後に素敵な書に巡り合わせてくださった、キューピッドのボンボンさんにこの場を借りて深く御礼申し上げますにゃん♪(^ω^)




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