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生成AI勉強会&交流会に参加して来ました!

昨日参加したGPTsハッカソンで登壇されていたKNRさんのイベントがあるということで、ノリと勢いだけで参加してきました!
かなり内容の濃いイベントだったのでその内容をシェアさせてもらいます!

イベントのリンクはこちらです


最初に受付を終わらせるとすぐ4人くらいのグループに分かれて交流会が始まりました
もちろん初めましての方ばかりでしたので、お互いの自己紹介などしながらご自身がやっている事やChatGPTなどの生成AIをどう活用しているかなどの共有をしていきました

今日たまたまルービックキューブ持ってたのでアイスブレイク的にその話題で盛り上がりました

ある程度人が集まった所で皆さんで乾杯しました

席替えのローテーションを2・3回ほどしてからからLT発表になりました

最初の登壇はAtsushiHamadaさん

つい二か月前くらいにリリースしたプロダクトらしく、自分が作ったプロンプトを共有できるサイトのようです
投稿した数によってバッチの種類が変わるようで何種類かのバッチを付けている方を見せて頂きました

プロンプトもいろんな物が投稿されており、使い勝手のいいプロンプトが見つかりそうでした!

2人目は MakiMem(マッキー)さん @MakMemEng

ゴリゴリのエンジニアさんという事で、技術面の話多めでした
登壇は今回が初めてという事でしたが、スライドの内容含めてそんな風には感じないほどの内容に仕上がってました

個人的にはRAGを使って文字のベクトル化の話がまだ詳しくなくて全部は理解出来なかったので、今後キャッチアップしていけたらと思いました

あとプロンプトの質を上げるためのTipsとして
・水平思考で考えて
・ステップバイステップで実行して
なとも文言がいいという話をされてました


3人目は 1kkoさん @eltociear


昨日のGPTsハッカソンにも参加されてまして、昨日急遽登壇を依頼されたようでそれで引き受けて発表されてたのにはあっぱれでした

名前が1kkoということで
「どんだけー」
という一ネタで話題をかっさらった後すぐ切り替えて本番の内容へと入りました

内容としてはGithub Coplitの話でした
最新情報としてGithub Coplit Enterprize版が出るということで、エンジニア界隈では盛り上がっていたようです

Github Coplitはもちろん有料なのですが、それを無料で使えるようにする為の裏技を紹介されてました
そのやり方としては「OSSプロジェクトのメンテナンス管理者をやる」というものでした

やることとしては非常に簡単でリポジトリのREADMEを作る程度のもので十分だということでした
これで月額課金が無料になるのであればやらない手はないですので、ぜひ僕も挑戦してみようと思いました!


4人目は永井一二三さん @nagaikazufumi

UXデザイナーということで、サイト内で使われる「言葉」についてのLTが主でした
そもそもUXデザイナーって何って話から始まり、途中から生成AIの話になり、こちらの内容が非常に興味深かったです

まずUXデザインとはなんぞや?という感じですが、これはサイト内で使われる文言について、もっとこうした方が訴求率が上がるのではないかと提案するデザイナーだそうです

サイトによっては文言一つでサービスのユーザーに与える影響はすごく変わり、これを最適化するにはどういう言葉遣いをした方がいいかという話でした

印象的だったフレーズとしては
・伝わり方が10割
・どっちに転ぶかわからない言葉(使われて方の意味が時代で変わってる言葉)は極力使わない
・参加している人によって話す内容を変えている

・Q&AではなくQ=Aであるという話だったり
・生成AIはインプットする言葉が9割
といった感じです

伝わり方が10割
これは自分が伝えたいことがあった時に自分としては違う意図だったとしても、相手にそれが伝わってないのであればそれはその伝わり方が全てだという話です
なので、どんな相手か、相手の思考回路はどういったタイプかなどを加味しながら言葉選びをし、相手に伝えるのが大事という話をされました

どっちに転ぶかわからない言葉は使わない
皆さんは「煮詰まる」という言葉を聞いたときに、ポジティブなイメージを持つかネガティブなイメージを持つかどちらでしょうか?と質問されました
会場で軽くアンケートを取った結果、半々くらいで意見が分かれました
実際にはこれはポジティブな言葉でした
煮詰まるの語源をたどると、お鍋に入れた具材が出来上がるという意味でしたのでこれはポジティブな言葉として生まれたのが最初だそうです
なので、こういった両方の意味で間違って使われたり認識されている言葉はUXライティングにおいては使わないようにしているという話でした

Q&AではなくQ=A
生成AIにおいて、いかに適切な問いを立てるかが大事という話でした
適切な問いが出来てる時点で、もうすでに答えが出ているのとほぼ同義だと
つまり、適切な問いや文言が思い浮かばないということは、適切な回答も得られないという話でした
ChatGPTなどを使っていて、アウトプットの質がよくないなと感じることが度々ありますが、それはこちら側の指示文の出し方がよくないということでしかないので、その言語化の質を高める必要性を強く感じました

生成AIはインプットする言葉が9割
先ほどの話と一部被りますが、生成AIにはどういうプロンプトを投げるかが一番大事という話です
そのためには自分がやりたいことを明確な言葉として言語化する必要があり、どんなツールを使うかよりも投げるプロンプトの適切さの方が圧倒的に重要というような話でした
違う言い方をすれば、正しい問いを立てられること、言語化出来ることの重要性を強く主張されてました
逆にそれさえクリアしてしまえば、生成AIほど使い勝手のよいツールはないと感じました

その後の交流会でもいろんな方とお話させてもらいました
僕は登壇された一二三さんと話がしたかったのでサシでしばらく話させてもらい、そこでかなり勉強になる内容をお聞きしました

内容としては
・UXライターは2017年頃にシリコンバレーで職が出来ていたので、近い未来に日本にもやってくると気づいて日本で初めて名乗って始めた

・正しい日本語は歴史を見て決める
日本語はその言葉が歴史の中でどういう使われ方の変遷を経たのかを知り、それを理解した上で使うべきという話

UXデザインの実例として

・青春18切符という言葉がよくない
⇒理由:若者しか使えないという印象を与えているが、実際は大人や高齢者でも使える
⇒これを改良するなら、すでにあるプロダクトであれば「だれでも青春18きっぷ」にする。こうすることで、一度浸透した言葉を使いつつも全ての年代の人が使える新しいサービスになったと認識してもらえる
完全に新規で作るとするなら「乗り放題券」
これは既存のイメージが存在しないため、最初からわかりやすい名前を使った方がユーザーにはイメージが付きやすいし、手に取ってもらいやすくなる

・Kindleという言葉がよくない
⇒Kindleというのはアプリの名前でもあり、プロダクトの製品名でもある
それ故に専用端末を買わないとKindleは読めないと思っているユーザーがかなりの数いる。これによってAmazonはかなりの機会損失をしているのではないかという話でした
なので、やるとするとアプリと専用端末は別の名前を使って、Kindleはどちらの端末であっても使えて読めるのだということを訴求した方がいいという話がありました

印象的だった言葉は
「人間は想像できないことは、創造できない」
でした

逆に想像し得るものは全て実現可能という事にもなるので、いかにそれを想像し言語化出来る能力が大事かを痛感させられました

ちなみに初対面で話した印象とLT後印象が180度変わったって本人に伝えたら爆笑されてました🤣

MakiMeMさんの話
エンジニアをされているということで、生成AIの使い方やプロンプトエンジニアリングについていろいろ教えて頂きました

プロンプトエンジニアリングとして教えて頂いたのは、LTで発表した内容に加えて
・一度胸に手を当ててよく考えてから実行して下さい
・自分の限界を超えて下さい
などの文言を与えることでアウトプットに影響が出るという話でした

ChatGPTなどの生成AIは当たり前ですが自分が指示したことしかやってもらえず、逆に言えば指示したことはしっかりこなしてくれるものです
それ故にこういった指示文のサンプルをいくつか知っているだけでChatGPTの使い勝手が変わるという話が印象的でした

また名刺交換した際、NFCを使った電子名刺を使われてました
NFCなのでスマホにかざすだけでSNSのリンクを空いてに送ることが出来ます
なのでそこにXやFacebook、人によってはYoutubeチャンネルなどを載せておけばそれが名刺代わりとして十分機能するというものでした
Githubのアカウントもちゃんと載せられたのはさすがエンジニアだと感じました

まさに時代の最先端を行ってる方はやることが新しいなと感じ、僕も自分で使ってみようと思い早速Amazonで買いました!
NFCカードとかですぐ出てくるので、興味ある方はぜひポチってみて下さい!



イベントが終わったあと、社長が急にルービックキューブを触り出しやりたいと言われました

ちなみにルービックキューブとしては以下の話題をお伝えしました
・ルービックキューブを始めたキッカケ
・ルービックキューブは実は暗記ゲー

・ルービックキューブを始めたキッカケ
昔芸人が隠してた芸大会というものでルービックキューブを短期間でプロから教わり学んで1分で全て揃えるのが出来るようになったという番組を見て、
「ルービックキューブって練習すれば誰でも出来るんだ!!」
と感銘を受けて始めたのがキッカケです

・ルービックキューブは実は暗記ゲー
ルービックキューブは正直ある程度の記憶力がある人であれば誰でも6面攻略は可能です
結局はパターン認識の問題なので、その絵柄のパターンの時はこれ、このパターンの時はこれという手順され覚えれば手を動かすだけで揃ってしまうんです


手順の話だけすれば、6手順くらい覚えればとりあえず全て揃えるのは可能です
タイムを縮めるとなるとさらに追加の手順を覚える必要があって、その数が多ければ多いほどタイムは縮められます

昔ルービックキューブの大会出たことありますが、日本大会だと20秒台が普通。世界大会だと10秒台。世界記録は6秒?だったかの記録だったので、かなり奥が深い競技になってます

社長はルービックキューブ触るのが久々すぎて手順が思い出せず、悔しい思いをされてました
自分用のルービックキューブのカンペまで持たれてるのはさすがと思いました

次回のイベントでリベンジしたいとの事だったので、頂上決戦大会したいと思います!!笑

交流会終わりに参加者4人でごはんに行きました

そこで出た話題としては
・アウトプットすることはめちゃくちゃ大事だよね
という話です

今回みたいなLTもそうですし、自分が学んだことをnoteに残すなどして、アウトプットをすることによって得られるものが莫大なので、やらないと損だしもっと積極的にやっていった方がいいよね、という話で見解が一致しました

昨日今日とイベント参加してみましたが、どちらも違った趣がありとても楽しいイベントでした
最近オフラインでのイベントに全然参加出来てなかったので、これを機会にこれからは積極的に参加していきたいなと思いました

イベントレポートとしては以上です
ここまでお読み頂きありがとうございました!

読まれた方で良かったと思う方はぜひいいね頂けると今後の執筆活動の動機にもつながるので嬉しいです







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